新卒看護師や第二新卒の看護師が透析の職場に就職するなら知っておくべき4つのポイント

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新卒看護師や第二新卒の看護師が透析の職場に就職するなら知っておくべき4つのポイント

新卒看護師や第二新卒の看護師が透析クリニックや透析室に就職するなら知っておくべき4つのポイントがあります。今からご紹介する4つのことを知っておけば、透析クリニックや透析室に就職しても後悔しないはずです！

新卒看護師や第二新卒の看護師が透析の職場に就職することはできるの？

新卒看護師や第二新卒の看護師が透析クリニックや透析室に就職することはできるのでしょうか？新卒看護師や第二新卒の看護師の中には、透析看護に興味がある、透析看護を専門にやっていきたいという人もいますよね。

透析クリニックや透析室の求人は、臨床経験がある即戦力になれる看護師を募集しているところが多いのですが、じっくり探せば、新卒看護師や第二新卒の看護師でも採用している透析の職場はあります。

ですから、新卒看護師や第二新卒の看護師でも、透析クリニックや透析室に就職することはできるんです。

でも、新卒看護師や第二新卒の看護師は、基本的に急性期病棟に就職しますよね。透析の職場に就職する人はごく少数です。それは、なぜでしょうか？透析クリニックや透析室は、新卒看護師や第二新卒の看護師にはあまり向いていない職場だからです。

そのため、あえて新卒看護師や第二新卒の看護師が透析の職場に就職するなら、きちんとした心構えを持っておかなくてはいけません。

また、新卒や第二新卒の看護師を採用しているからといって、どんな透析クリニックや透析室でもOKというわけではないんです。

新卒看護師が透析の職場に就職する時の心構えは何？

新卒看護師が透析の職場に就職するなら、きちんとした心構えを持っておきましょう。新卒看護師が透析クリニックや透析室に就職する心構えとは、身につけられる看護技術が限られることを覚悟しておくことです。

透析クリニックや透析室では、バイタルサインを測って、穿刺をして、血液透析の装置を操作して、透析が終わったら抜針して、バイタルサインを測って終了という仕事の流れになります。

そのため、使う看護技術が限られています。もちろん、急変対応などもありますので、ただルーティンワークをしていれば良いというわけではありませんが、それでも急性期病棟に比べると、身につけられる看護技術は少ないのです。

もし、あなたがずっと定年まで透析看護を専門にしていくと決めて、それが絶対に揺るがない自信があるなら、新卒看護師で透析を選んで何の問題もありません。

でも、途中で違う職場に転職したいと思った場合は、急性期病棟で働いている新卒看護師よりも応用力がありませんので、転職先が狭くなったり、転職後に苦労したりすることになるでしょう。

第二新卒の看護師が透析の職場に就職する時の心構えはこちら！

第二新卒の看護師が透析の職場に就職する時の心構えも、基本的には新卒看護師と同じです。まだ一人前の看護師ではないあなたが、透析クリニックや透析室に就職すると、看護師としての応用力を身につけることは難しいでしょう。

また、第二新卒の看護師の場合、転職後には自分から「まだ未熟で一人前ではないので、ご指導お願いします！」とアピールしないと、「看護師経験がある」とみなされて、きちんと指導してもらえずに放置される可能性があります。

放置されると、「仕事ができない。何をして良いかわからない」という悲惨な状態になりますので、第二新卒の看護師さんは、自分から指導が必要なことをしっかりアピールしてくださいね。

透析で働いていた人が別の透析の職場へ就職する場合

透析の職場で働いていた人が別の透析の職場へ就職する場合は、前とは同じ失敗を繰り返さないことと、前のやり方にこだわらないことを心がけてください。

あなたはなぜ前職の透析の職場を辞めて転職するのですか？転職すれば、退職理由を確実に解決することができますか？これをしっかりとわかっていないと、また同じ失敗を繰り返してしまうことになります。

特に、あなたは以前は透析の職場で働いていて、今度も透析の職場に就職するのですよね？透析の職場での仕事内容は基本的にどこでも同じですから、今あなたが抱えている悩みは、ただ転職するだけでは解決しないかもしれません。

透析の職場から違う透析の職場へ就職する時は、転職すれば悩みは確実に解決できるのかを考えて、同じ失敗は繰り返さないことを心がける必要があるのです。

また、転職後に先輩看護師が指導してくれているのに、「前の職場ではこうだったんですけど～」と前の職場でのやり方にこだわってしまうと、「かわいくない後輩」と思われてしまいますので、前のやり方にこだわりすぎないで、ゼロから学ぶ姿勢で頑張ってください。

透析以外の職場から就職する場合

透析以外の職場から透析クリニックや透析室に就職する場合は、透析の患者さんは面倒な人の割合が高いので、嫌な思いをする可能性があることを知っておきましょう。

透析の患者さんは病歴が長いですし、週3回も人工透析を受けていますので、看護師並みに、もしくはそれ以上に透析に詳しかったり、変なこだわりを持っている人が多いんです。例えば、新顔の看護師を避けたり嫌味を言ったりなどですね。

あなたが透析クリニックに転職して、患者さんの穿刺をしようと思ったら、「あなたは見ない顔ね？新人さん？新人さんの穿刺は痛いから嫌なのよね。失敗されたくないから、いつもの看護師さん呼んでくれる？」と言われることもあるでしょう。

もちろん、透析の患者さん全員がそういう面倒な人というわけではありませんが、病棟に入院している患者さんよりは多めですので、病棟から転職した第二新卒の看護師さんは、患者さんの違いに驚くと共に、嫌味を言われて落ち込むこともあるでしょう。

新卒看護師や第二新卒の看護師が透析の職場に就職する時の求人探しのポイント

新卒看護師や第二新卒の看護師が透析の職場に就職する時はどんなことに気をつければ良いのでしょうか？新卒看護師さんや第二新卒の看護師さんが透析の職場を探す時のポイントを4つご紹介します。

教育制度は整っているの？

新卒看護師や第二新卒の看護師が透析の職場を選ぶ時の1つ目のポイントは、教育制度は整っているかどうかです。

最初にも言いましたが、透析クリニックや透析室は基本的に即戦力となれる看護師を採用していますので、新卒看護師や第二新卒の看護師向けの教育制度が整っていないことが多いんです。

もし、新卒看護師や第二新卒の看護師さんが教育制度が整っていない透析クリニックや透析室に就職したら、どうなるでしょうか？

「なんだかよくわからない」、「これって何のためにやっているの？」、「この手順で良かったんだっけ？」、「イマイチ自信がないけど、誰に確認したら教えてくれるのかわからない」という状態で働かなくてはいけません。

こういう状態はあなたが辛いだけですし、将来的にも「経験年数は長いけど、使えない看護師」になりますので、新卒看護師や第二新卒の看護師は、教育制度が整っている透析の職場に就職しなくてはいけないのです。

また、ずっと透析看護をやっていこうと思っている場合は、新卒看護師や第二新卒の看護師向けの教育制度が整っているかどうかだけではなく、透析看護の認定看護師や透析療法指導看護師、透析技術認定士などへのキャリアアップを支援してくれるかもチェックしておきましょうね。

透析クリニックよりは透析室がおすすめ

新卒看護師や第二新卒の看護師が透析の職場を選ぶ時の2つ目のポイントは、透析クリニックではなく透析室の求人を中心に職場選びをすることです。

透析クリニックも透析室も、基本的には同じような仕事内容になります。それでも、新卒看護師や第二新卒の看護師さんには、透析クリニックよりも透析室がおすすめなのです。

その理由は2つあります。透析室は病院の中にありますよね。ということは、透析室で働けば、院内研修に参加できるのです。院内研修に参加できれば、ただで透析看護以外のスキルを身につけるチャンスが増えます。

透析クリニックでは、病院ほど院内研修が整っていませんし、研修があっても透析看護専門の研修になりますので、透析室のほうが新卒看護師さんにはおすすめなのです。

また、透析室に就職すれば、万が一「透析看護は無理！やっぱり急性期病棟が良いなぁ。」と思った場合でも、転職せずに異動でOKです。

新卒看護師が短期間で転職するのはおすすめできません。第二新卒の看護師さんなら尚更です。透析室を選べば、もし「透析は無理！」と思った場合でも、転職せずに職場を変えることができるという大きなメリットがあるのです。

穿刺はあるの？

看護師が穿刺をするのかどうかも、新卒看護師や第二新卒の看護師が他の職場に就職するなら、チェックしておきたいポイントですね。

新卒看護師や第二新卒の看護師は、まだ技術が未熟です。シャントへの穿刺どころか、採血すらもできない、もしくは自信がないと思います。

そんな状態で、面倒な人が多い透析の患者さんに穿刺をするのはきついですよね。でも、「患者さんに嫌味を言われても頑張るから、スキルアップのために穿刺をやりたい」という人もいるでしょう。

もし、穿刺をやりたくない人は医師や臨床工学技士が穿刺をする透析の職場に就職し、スキルアップのために頑張るという人は看護師が穿刺をする職場に就職しましょう。

夜間透析はやっているの？

夜間透析をやっているのかもチェックしましょう。透析クリニックや透析室に就職する新卒看護師や第二新卒の看護師さんの中には、「透析なら夜勤がないから」という理由を持っている人も多いと思います。

確かに透析クリニックや透析室は入院施設がないので、24時間オープンしているわけではありません。でも、夜間透析をしているところは23時ごろまで診療をしています。

夜間透析とは日中は働いている人向けのもので、18～19時ごろから透析をスタートします。血液透析は1回4時間程度かかりますので、終了するのは22～23時なんです。

23時まで診療していたら、看護師の仕事が終わるのは早くても23時30分。自宅に就くのは0時を周るかもしれませんね。

それでも、「透析は夜勤がない」と言えるでしょうか？新卒看護師や第二新卒看護師だけど、お子さんがいる人もいるでしょう。そういう人は、「透析なら夜勤がないから、子どもがいても仕事ができる」と思って、安易に透析クリニックや透析室を選ぶのは危険です。

絶対に夜に働きたくない、完全に日勤のみの職場が良いという人は、夜間透析をやっていない透析クリニックや透析室に就職しなくてはいけないのです。

まとめ

新卒看護師や第二新卒の看護師が透析の職場に就職するための4つのポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか？

透析クリニックや透析室は、ハッキリ言って新卒看護師さんや第二新卒の看護師さん向けの職場ではありませんが、きちんと心構えをし、こだわって職場を選べば大丈夫ですよ。

今、透析の職場で働いていて転職を考えている新卒看護師さんは、転職したい理由と転職先を選ぶポイントをまとめた記事がありますので、そちらを参考にしてください。

透析の職場で働きたい新卒看護師や第二新卒の看護師さんは、転職サイトを利用しましょうね。転職サイトなら、教育制度が整っていて、キャリアアップを支援してくれる透析クリニックや透析室の求人をピックアップしてくれます。

また、看護師が穿刺をするかどうかや夜間透析をやっているかどうかも調べてくれるんです。さらに、病院の透析室に就職したい場合は、担当者が配属交渉をしてくれますので、新卒看護師や第二新卒の看護師でも確実に透析室に配属になるんですよ。

まずは転職サイトに相談しましょう！

看護roo!

新卒看護師が今の勤務先に疑問を感じて転職するなら、まずは口コミで人気の看護roo!にお願いするのがおすすめです。あなたの状況に合わせた最良の選択を教えてくれるので安心です。

マイナビ看護師

マイナビ看護師は非公開求人が多い為思わぬ良い求人が見つかるかもしれません。経験豊富なコンサルタントさんの割合が多く、看護roo!との併用にも向いています。

この記事を書いた人

看護師　サキ

• 取得資格：看護師
• 出身：静岡県
• 年齢：25歳
• 看護師経験：総合病院、一般病院
• 経験がある診療科：脳外科、一般外科

看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。

新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。

新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。

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