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新卒看護師や第二新卒の看護師が辛いと感じるのはどんな時でしょうか?

新卒看護師と第二新卒の看護師が共通して辛いと感じる時、新卒看護師だけが辛いと感じる時、第二新卒の看護師だけが辛いと感じる時とそれぞれの対処法をご紹介します。

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時とその対処法(新卒と第二新卒共通)

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時ってどんな時でしょうか?新卒看護師さんと第二新卒の看護師さんのどちらにも当てはまる辛い時のケースをご紹介します。

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時=先輩看護師が怖い

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時の1つ目は、先輩看護師が怖い時です。ネチネチ嫌味を言ってきたり、やたら威圧的だったり、患者さんの前で大声で怒鳴られたり、わざと聞こえるように悪口を言われたりしたら、辛いですよね。

先輩看護師が怖くて辛い時の対処法

先輩看護師が怖くて辛い時は、同期や仲の良い同僚と愚痴の言い合いをしましょう。「あの先輩、何であんなに嫌味ったらしいんだろう?」とか「あの人、性格悪いよね~」と仲が良い同期と言い合うだけでもスッキリしますよ!また、先輩看護師を怖いと思っているのは自分だけではないと思えたら、少し心強いですよね。

もし、特定の先輩だけが怖い、いじめられているという場合は、師長に相談して、何らかの対処をしてもらうと良いでしょう。

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時=仕事が覚えられない&ミスが多い

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時の2つ目は、仕事が覚えられなかったり、ミスが多い時です。新卒&第二新卒の看護師は覚えなければいけないことがたくさんありますが、なかなか仕事が覚えられなかったり、ちょっとしたミスを連発してしまうと、「私ってダメだなぁ」と辛くなってしまいます。

仕事が覚えられない&ミスが多くて辛い時の対処法

仕事が覚えられないことやミスが多いことで辛いと感じている新卒看護師と第二新卒の看護師は、メモすることとタイマーを使うことを徹底しましょう。

新卒看護師と第二新卒の看護師は精神的に余裕がないので、覚えたつもりでも、実は頭に入っていなくて忘れてしまうことが多いんです。ですから、とにかくメモをしましょう。

先輩に言われたこと、指示されたこと、教えてもらったことは、とにかくメモをする癖をつけてください。これは、4月の入職時に教えてもらったかもしれませんね。ただ、メモをしたことすら忘れてしまうという人もいるでしょう。

そういう人は、メモ帳ではなく、付箋を使ってください。付箋に大きくメモをして、自分の1日のタイムスケジュールや患者さんの情報を書いたノート、または自分用のワゴンなど、仕事中はいつも持ち歩いて何度も見るところにどんどん貼っていきましょう。

そうすれば、嫌でも目に入りますので、忘れることが少なくなるはずです。そして、仕事が終わったら、必要な情報だけをメモ帳にまとめて清書しておくと、のちのち役立つはずです。

また、タイマーも有効ですよ。例えば、「15時にこの患者さんに抗生剤を落とす」という場合、忙しくなると、そのことをすっかり忘れてしまうことが多々あります。

でも、15時にタイマーをかけておけば、忘れていたとしても、タイマーの「ピピピ」という音で、「あれ?このタイマーってなんでかけたんだっけ?」と思い出すことができるのです。

メモを取ること、タイマーを使うこと、この2つを徹底していけば、少しずつミスが減り、仕事を覚えられるようになるので、辛いと思うことが少なくなると思います。

また、第二新卒の看護師はまだ経験が浅いことをしっかりアピールして、プリセプター等のフォローしてもらうようにお願いすると、早く仕事に慣れてミスが減るはずです。

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時=体調が悪い

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時の3つ目は体調が悪い時です。体調が悪い時はゆっくり休みたいのに、先輩看護師からは「体調が悪いくらいで休まないで」とか「這ってでも出勤して」とか言われると、辛いですよね。

体調が悪くて辛い時の対処法

体調が悪いから休みたい、でも先輩看護師の手前休むことができないという場合は、「それでも、体調が悪ければ休んで良いんですよ」と言いたいのですが、それだと職場に居づらくなってしまうこともあると思うので、もしもどうしても休めない場合は、恥ずかしいとは思いますが、ノーメイク(もしくはいつもよりも薄めのメイク)で出勤しましょう。

体調の悪さを存分にアピールするための方法です。そして、その日のリーダー看護師や師長に、受診させてもらえないか頼んでみましょう。医師の診断があれば、先輩に悪く思われずに、そのまま帰宅することが可能ですし、場合によっては翌日も休むことができます。

体調が悪いのにスムーズに休めないのは辛いですが、これが看護師の世界なんです。

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時=看護技術が下手

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時の4つ目は看護技術が下手で、なかなか上達しないことです。特に、採血や点滴のラインキープが苦手で、いつも失敗してしまい、患者さんから「痛いんだけど!」とか「ほかの看護師さんに変わってよ」とか「新卒看護師さんはこれだから・・・」とか言われてしまうと、辛いですよね。

看護技術が下手で辛い時の対処法

看護技術が下手で辛い時の対処法は、まず部署内であなたが自分では苦手な看護技術が得意な先輩看護師(優しい人が良い)を探しましょう。

そして、その先輩に看護技術のコツを聞いてみるんです。また、その先輩の手が空いている時に、自分が実際に患者さんに看護技術を実践しているところをチェックしてもらうと良いでしょう。

先輩に見られながらやるのは、ちょっと緊張するとは思いますが、第三者の目で確認してもらうと、自分では気づかなかったダメポイントがあるかもしれませんし、「もっとここはこうしたほうが良い」というアドバイスがもらえて、一気に上手になるきっかけを得られるかもしれません。

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時=インシデントを起こした

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛い時の5つ目は、インシデントを起こした時です。インシデントを起こすと、「なんでやっちゃったんだろう・・・」と辛くなってしまいますよね。患者さんに特に被害がなくても、落ち込んでしまうものです。

インシデントを起こして辛い時の対処法

新卒看護師と第二新卒の看護師がインシデントを起こして辛い時は、気持ちの切り替えが大切です。インシデントを起こしたことは、褒められたことではありませんが、次は同じ失敗をしないための教訓を得ることができたと考えましょう。

しかもインシデントを起こした辛さをずっと引きずって落ち込んでいると、仕事中に集中できませんので、またちょっとしたインシデントを起こして、さらに落ち込むという悪循環に陥ります。

しっかりと気持ちを切り替えて、次はもう絶対に同じインシデントを起こさないための対策を考えて、実践していくようにしましょう。

気持ちの切り替え方法は、人それぞれいろいろあると思います。その日は帰ったら好きなものを食べて、ビールを飲んでさっさと寝てしまうのも良いですし、同期や仲の良い同僚とワイワイ騒ぐのも良いでしょう。職場以外の友達や恋人と思いっきり遊ぶのも良いですね。

ただ、「忘れちゃう」のではなく「二度と同じミスをしないために前を向く」という意味での切り替えですから、インシデントを起こしたことを忘れてしまうのはダメですよ!

新卒看護師が辛い時=責任の重い仕事だと実感した

新卒看護師が辛い時は、看護師の仕事が責任の重い仕事だと実感した時です。これは、新卒看護師のみに当てはまる辛いことです。

重症患者さんの受け持ちをすると、あなたの処置の1つ1つが患者さんの状態を左右し、場合によっては命を奪うことになりかねないと思うと、そのプレッシャーから辛いと感じるようになりますよね。

責任の重い仕事が辛いと感じた時の対処法

責任の重い仕事が辛いと思ったら、考え方を変えてみましょう。看護師の仕事は責任が重いですし、重症患者さんの受け持ちは怖いものです。

でも、あなたは看護師という国家資格を持ち、看護師として働いているからこそ、患者さんの命に直結するような仕事ができているのです。

そして、あなたが患者さんのケアをしているから、その患者さんは生きていられるのです。そう思えたら、辛いと感じながらも、少しやりがいが見えてくるのではないでしょうか?

また、明らかに能力不足で重症な患者さんを危険にさらす可能性がある、逆に受け持ち人数が多すぎて無理という場合は、師長にそのことを話して、仕事量や受け持ち人数、重症度を調整してもらうと良いでしょう。

第二新卒の看護師が辛い時=きちんと指導してもらえない

第二新卒の看護師が辛い時は、きちんと指導してもらえないことです。職場によっては、第二新卒=経験者とみなされて、新卒看護師のように手厚く指導してもらえず、「わからないことがあったら聞いてね~」という感じで放置されることがあります。

経験が浅くて、新卒看護師とほとんど変わらないスキルなのに、指導してもらえなかったら辛いですよね。

きちんと指導してもらえないから辛いと感じた時の対処法

第二新卒の看護師がきちんと指導してもらえないから辛い時は、きちんと指導してほしいことを師長や先輩看護師にアピールしましょう。

指導が必要なことをきちんとアピールしないと、師長や先輩看護師など周囲の人はあなたが指導が必要なのかどうかがわかりません。まだ指導が必要であることや前職での経験が少ししかないことをアピールして、プリセプターをつけてくれるようにお願いすれば、師長もきちんと対応してくれるはずです。

プリセプターをつけてもらったら、受け身で指導してもらうのではなく、どんなできてどんなことができないのか、どんなスキルを身につけているのかを自分から話して、しっかり指導してもらうようにしましょう。

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛いと思ったら、煮詰まる前の気分転換が大切

新卒看護師と第二新卒の看護師が辛いと思う理由には様々なものがあります。新卒看護師や第二新卒の看護師は、それだけストレスフルで辛い環境で働いているのです。

新卒看護師や第二新卒の看護師は仕事ができないのですから、辛いと思いながら働くのはある意味仕方がないこです。でも、その辛い気持ちを我慢して、働き続けていたら、上記のような対処法を実践したとしても、いつかはパンクして、燃え尽き症候群になったり、うつ病になってしまうでしょう。

そうなる前に、こまめに気分転換をして、仕事のことを忘れ、ストレスを発散させるようにしましょう。貴重な休みをプリセプターからの課題を終わらせるためだけに使っていませんか?

休みの日は好きなことをしていますか?仕事を忘れるような楽しいことをしていますか?新卒看護師や第二新卒の看護師は煮詰まる前に気分転換をして、オンオフのメリハリをしっかりつけるようにすることが、新卒&第二士卒の看護師の辛い日々を乗り越えるための秘訣なんです。

新卒看護師や第二新卒の看護師が辛いなら、職場を変えるのもあり

新卒看護師や第二新卒の看護師が辛いなら、職場を変えてみるのもありですよ。どうしても辛い、耐えられないくらい辛い、このままいけばうつ病へ一直線と思えるほど辛いと感じているなら、その職場はあなたに合っていないと思います。

新卒看護師や第二新卒の看護師なのに職場を変えるのって良いの?と思うかもしれませんが、そんなに辛いなら我慢して働くよりも、あなたに合っていて辛いと思うことがない職場で働いたほうが絶対にあなたにとってプラスになるはずです。

もし、辛いから職場を変えたいという場合は、次の職場選びは細かい部分までしっかり調べてくださいね。先輩看護師は優しいか、師長は頼りになる人か、仕事量やシフト・夜勤は無理のない範囲にしてくれるのか、1人1人に合わせた指導をしてくれるのか、体調が悪い時は休ませてくれるのかなどは必ずチェックしてください。

そうすれば、今度はあなたに合った職場、辛いと思わずに働ける職場に出会えるはずです。

ただ第二新卒の看護師さんが辛いから職場を変える時は、短期間に2回も転職をすることになりますので、これが最後の転職にするという覚悟を持って職場探しをしてください。

まとめ

新卒看護師や第二新卒の看護師が辛いと思った時の理由別対処法などをご紹介しましたが、いかがでしたか?新卒看護師や第二新卒の看護師は、全員が毎日辛いと思います。でも、辛いと思ったら我慢せずに、きちんと対処していきましょうね。

また、あまりにも辛いなら我慢せずに環境を変えるのもありですよ。もし、環境を変えるために転職するなら、転職サイトを使うことをおすすめします。

転職サイトなら、職場の人間関係などの細かい部分まで担当者が調べてくれますし、どんな職場で働きたいかを伝えれば、それに合った求人を紹介してくれますので、今度こそ辛いと思わずに働くことができるはずです。

まずは転職サイトに相談しましょう!


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この記事を書いた人

看護師 サキ

  • 取得資格:看護師
  • 出身:静岡県
  • 年齢:25歳
  • 看護師経験:総合病院、一般病院
  • 経験がある診療科:脳外科、一般外科

看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。

新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。

新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ新卒看護師がけっこう損をしている件 編集部

新卒看護師がけっこう損をしている件は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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