新卒看護師は奨学金で辞められない？返済肩代わりの病院への転職は熟慮が必要！

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新卒看護師は奨学金で辞められない？返済肩代わりの病院への転職は熟慮が必要！

「新卒看護師は奨学金で辞められない。返済があるから転職できない・・・」

このように思い込んでいませんか？

看護学生の頃に借りていた奨学金を返済するために、指定の病院で数年間は働く必要があり、「辞めたくても辞められない」と悩む新卒看護師さんは多いです。

新卒看護師は奨学金を返済するまでは絶対に辞められないのか？何か解決策はないのかを一緒に考えていきましょう。

 

新卒看護師は奨学金で辞められない！返済完了までは我慢が必要

新卒看護師は奨学金で辞められないことに悩んでいる人は多いと思います。

奨学金返済のためには、指定された病院で数年間（3～5年間）は働かなくてはならず、途中で退職したら奨学金を一括返済しなければいけません。

「看護学校の同期の友達は、私が働きたかった病院で楽しそうに働いている。それに比べて私は・・・。辞めたくても辞められないし。でも、一括で奨学金を返すお金なんてないし・・・。」

このように思っている新卒看護師さんは少なくありません。

しかし、今働いている病院に不満があっても、ある程度は我慢しなければいけません。

なぜなら、あなたはそれを承知で奨学金を借りて、奨学金のおかげで看護師になることができたのですから。

だから、奨学金を借りて看護師になった以上、「こんな病院で働きたくない！」とわがままを言うべきではなく、我慢して働く必要はあります。

ただ、どんな場合でも絶対に我慢しなければいけないというわけではありません。

• 先輩にいじめられている
• パワハラを受けた

このようなケースで、どうしても我慢できないという場合には、あなた自身を守るためにも、転職を視野に入れたほうが良いでしょう。

 

新卒看護師の奨学金で辞められない悩みは返済を肩代わりする病院への転職で解決！

新卒看護師が奨学金で辞められないから我慢して働いていたけれど、我慢の限界が近づいたら、転職を視野に入れたほうが良いです。

「でも、奨学金返済があるから辞められない。転職はできない」

こう思いこんでいる新卒看護師さんは多いと思います。

でも、奨学金返済がある新卒看護師さんも辞められないわけではありません。

奨学金返済途中でも、転職する道はあります。

病院の中には奨学金返済の肩代わりをしてくれるところがあるんです。

奨学金返済の肩代わりには、次の2パターンがあります。

• 奨学金の分は病院が肩代わりで返済してくれる。肩代わりしてもらった分を給料天引きの形で返済していく
• 奨学金の分を病院が肩代わりで返済してくれる。数年間働いたらそれをチャラにしてくれる

給料天引きで返済していくというパターンが多いです。

この奨学金返済の肩代わりをしてくれる病院を探せば、奨学金を借りていた新卒看護師でも転職することは可能です。

ただ、前者で天引きで全額返済する前に再度転職した場合、後者で約束した数年間が過ぎる前に再度転職した場合は、残りの分を一括で返済しなければいけません。

 

返済を肩代わりする病院への転職は簡単ではない

新卒看護師が奨学金で辞められないと悩んでいるなら、返済を肩代わりしてくれる病院を探せば、奨学金返済中であっても転職することは可能です。

ただ、奨学金返済を肩代わりしてくれる病院に転職することは簡単なことではありません。

まず、奨学金返済の肩代わりをしてくれる病院は多くありません。

そもそも、奨学金返済の肩代わりをするって、病院にとっては面倒であり、トラブルを招く事案です。

大げさに言えば、奨学金を貸していた病院から看護師を略奪し、宣戦布告をするようなものですから。

病院同士のつながりは大切ですから、わざわざ宣戦布告をするようなことはできればしたくないというのが病院の本音でしょう。

だから、できれば奨学金返済とは関係ない看護師さんを採用したいと病院は考えています。

しかも、「奨学金を借りていたなら返済するのは当たり前。それなのに転職するような新卒看護師は、またすぐに転職するのではないか？」と不安を持つこともあります。

奨学金返済の肩代わりをする病院はそもそも少ない。

そして、奨学金返済の肩代わりシステムがあっても、あえて奨学金返済の肩代わりが必要な新卒看護師を採用しようとは思わない。

だから、新卒看護師が奨学金返済の肩代わりをしてくれる病院に転職することは簡単なことではないのです。

 

新卒看護師の奨学金で辞められない悩みは返済と転職を天秤にかけて考えよう

新卒看護師が奨学金で辞められないと悩んでいても、あなたは奨学金を借りたのですから、返済のためにはある程度の我慢は必要です。

また、奨学金返済の肩代わりをしてくれる病院に転職することは、簡単なことではありません。

でも、絶対に不可能ではありません。

実際に、転職して奨学金返済の肩代わりをしてもらった新卒看護師さんはいます。

そして、今の病院で我慢の限界が近づいているなら、「どうせ辞められないから・・・」と無理に我慢をし続けるのではなく、限界を超える前に転職したほうが良いでしょう。

新卒看護師が奨学金返済の肩代わりをしてくれる病院に転職を考えるなら、メリットとデメリットを天秤にかけて考えましょう。

＜新卒看護師が今の病院で働き続けるメリット＞

• 数年後には自分の好きな病院に転職できる
• 約束を守って奨学金を返済したからスッキリできる

＜新卒看護師が今の病院で働き続けるデメリット＞

• 数年間は今の状況で我慢し続けなければいけない
• 我慢の限界がきて心身ともに病んでしまう可能性もある

＜新卒看護師が奨学金返済の肩代わりをする病院に転職するメリット＞

• 今の病院から解放される

＜新卒看護師が奨学金返済の肩代わりをする病院に転職するデメリット＞

• 転職した病院が今の病院よりも悪い可能性がある
• 結局は奨学金返済に追われることになる

これらがメリット・デメリットです。

メリット・デメリットでどれを重要だと考えるかは、1人1人の価値観によって異なります。

ただ、奨学金返済の肩代わりをする病院に転職した場合でも、デメリットがあることは忘れないでください。

転職した病院が、今の病院よりも良い病院という保証はありません。

先ほど説明したように、奨学金の肩代わりをしてまで新卒看護師を採用する病院は、明らかに人手不足でブラックな病院の可能性が高いです。

また、転職先の病院はあくまでも「肩代わり」するだけです。

あなたが返済すべき奨学金を全部背負ってくれるわけではありません。

結局はあなたが給料天引きなどの形で奨学金を返していくことになります。

転職すべきか、今の病院で我慢すべきかはあなた次第です。

しっかり熟考して、どうすべきかを決断してください。

 

まとめ

新卒看護師が奨学金返済があっても、転職すべきかどうかは、じっくり考えてから決断しましょう。

もし、転職を考えてみようと思ったら、看護師転職サイトを使うことをおすすめします。

奨学金返済の肩代わりをしてくれる病院は少ないです。

しかも、「うちは奨学金返済の肩代わりをしています！」と公表しているわけではないので、自力で探すのはほぼ不可能です。

看護師転職サイトなら、そのような情報を持っています。

また、プロの担当者に交渉＆サポートしてもらったほうが採用確率は上がりますし、転職した病院が今の病院より悪い病院だったという最悪のケースも看護師転職サイトを使えば避けることができます。

看護師転職サイトは無料で使えますので、担当者に「奨学金返済があるんですが・・・」と相談してみましょう。

まずは転職サイトに相談しましょう！

看護roo!

新卒看護師が今の勤務先に疑問を感じて転職するなら、まずは口コミで人気の看護roo!にお願いするのがおすすめです。あなたの状況に合わせた最良の選択を教えてくれるので安心です。

マイナビ看護師

マイナビ看護師は非公開求人が多い為思わぬ良い求人が見つかるかもしれません。経験豊富なコンサルタントさんの割合が多く、看護roo!との併用にも向いています。

この記事を書いた人

看護師　サキ

• 取得資格：看護師
• 出身：静岡県
• 年齢：25歳
• 看護師経験：総合病院、一般病院
• 経験がある診療科：脳外科、一般外科

看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。

新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。

新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。

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