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新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠したらどうすれば良いの?仕事は続けられるのかを教えて!
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠したらどうすれば良いのでしょう?
今から新卒の採用試験を受けようと思っているときに妊娠していることがわかったり、内定をもらった後、入職前に妊娠が分かった新卒看護師さんもいると思います。
入職後1年以内に妊娠が発覚したというケースもありますよね。そういう場合は、どうしたら良いのかを一緒に考えてみましょう。
また、予定外に妊娠してしまった第二新卒の看護師さんもこの記事を参考にすると、今後どうすれば良いのかの解決の糸口を見つけられるはずです。
目次 [目次を隠す]
新卒看護師や第二新卒の看護師の妊娠が採用試験前にわかったら、採用してもらえるの?
新卒看護師や第二新卒の看護師の妊娠が採用試験前にわかったら、どうすれば良いのでしょうか?採用試験直前に、妊娠が発覚するという場合もありますよね。
こういう場合は、採用試験を受けるべきなのでしょうか?また、採用試験を受けたら、採用してもらえるのでしょうか?
この場合、率直に言うと、採用試験を受けても採用してもらえる確率は非常に低いと思います。なぜなら、すでに妊娠している女性を採用することは、採用側にとってリスクが非常に大きいからです。
新卒看護師の採用試験の時期は、秋から冬にかけての時期が多いですよね。採用試験の日程を12月と仮定します。あなたは、この時点で妊娠に気づいているのですから、おそらく妊娠2ヶ月。
そうすると、4月に入職するときは、すでに妊娠6ヶ月になっています。ということは、出産まであと4ヶ月しかないんです。
新卒看護師の4ヶ月間って、まったく戦力になりません。戦力にならないうちに産休に入って出産する。
その後、あなた自身は復帰するつもりでも、産後の体調や子どもの健康状態によっては、復帰することができないかもしれない。
また、妊娠経過が順調ならまだ良いですが、入職後すぐに切迫早産で安静を強いられて、結局ほとんど出勤できずに産休に入るかもしれない。
こういうことを考えると、妊娠している新卒看護師を採用することは、採用側にとってリスクが大きすぎるので、不採用になる確率がとても高いんです。
妊娠していると不採用になるのは、新卒看護師に限ったことではなく、第二新卒の看護師にも当てはまることです。また、即戦力となり得る看護師さんでも同様です。
ですから、妊娠がわかった新卒看護師や第二新卒の看護師が採用試験を受けても不採用になる可能性が高いですので、採用試験を受けること自体、おすすめできません。
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠したら、入職しても良いの?
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠したら、そのまま入職しても良いのでしょうか?内定をもらった後、入職前に妊娠が発覚したというケースもありますよね。
法律上は、内定をもらった後に妊娠が発覚しても入職してOKです。妊娠を理由に入職NGということはありません。
ただ、現実問題として、新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠している状態で入職するのはあまりおすすめできません。なぜなら、一人前の看護師になる前はストレスフルな状態が毎日続くんです。心身ともに消耗します。妊娠していなくても、体調を崩す人も多いんです。
そんな日々が待っているのに、妊娠した状態で入職したら、体調を崩すのは目に見えています。体調を崩して入職後すぐに退職しなければいけなくなるだけならまだ良いのですが、妊娠中に体調を崩すとお腹の赤ちゃんを危険にさらすことになりかねません。
もし、病院側に入職前に妊娠していることを報告して、それでも入職して良いと理解を得られたとしても、おそらく周囲の先輩看護師からは「新卒看護師のくせに、妊娠してるんだって~」と白い目で見られて、サポートしてもらえるどころか、嫌がらせを受ける可能性だってあります。悲しい現実ですが、それが看護師の世界なのです。
ですから、入職前に妊娠に気づいた新卒看護師や第二新卒の看護師さんは内定を辞退したほうが良いでしょう。
じゃあ、新卒看護師や第二新卒の看護師が採用試験前や入職前に妊娠がわかったら、今後の看護師キャリアは諦めなくちゃいけないの?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
どうすれば、看護師人生を上手にスタートさせられるのかは、少し後で説明しますので、もう少し我慢して読み進めてくださいね。
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠したら、産休は取れますか?
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠したら、産休は取れるのでしょうか?一般的には常勤として働く女性が妊娠したら、産休・育休を取って復職しますよね。
でも、新卒看護師や第二新卒の看護師の場合は、まだ入職して1年未満ですから、産休・育休を取れるのか不安になると思います。
まずは、産休についてです。産休は新卒&第二新卒の看護師でも取ることができますので安心してください。出産する女性に対して、職場が産休を与えるのは義務です。労働基準法でそのように決められています。
ですから、あなたが新卒看護師や第二新卒の看護師だとしても、産休を取りたいと職場に申し出れば、産前6週間(双子以上は14週間)と産後8週間は出産のための休暇を取ることができるんです。
新卒看護師や第二新卒の看護師は妊娠・出産後に育児休暇を取れない可能性も
新卒看護師や第二新卒の看護師は妊娠したら、産休は必ず取得できます。でも、残念ながら育児休暇は取得できないかもしれません。
育児休暇は労働基準法ではなく育児・介護休業法で定められていますが、基本的に職場は女性から申し出があれば、産後8週間から1年間は育児休暇を付与しなければいけません。
でも、これには例外があるんです。その例外とは入社日から1年未満であった場合です。つまり、新卒看護師や第二新卒の看護師は例外のパターンに入ってしまう可能性があるんです。
育児休暇を申し出た日が入職してから1年未満の場合、職場は育児休暇の付与を拒否することができます。
ですから、新卒看護師や第二新卒の看護師は育児休暇を取得できず、産後8週間経ったら、すぐに働き始めなければいけないかもしれません。
新卒看護師や第二新卒の看護師は妊娠したら、師長に報告して反応をチェック!
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠したら、産休は取れるけど、育児休暇は取れないかもしれないとお伝えしました。
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠した場合、心配なことは産休や育児休暇を取得できるかどうかだけではありませんよね。妊娠しながら、産休まで今の仕事を続けていけるのかどうかも心配だと思います。
新卒看護師や第二新卒の看護師は毎日たくさんの仕事を覚えなくてはいけませんので、常に過度なストレスを抱えた状態です。力仕事もいっぱいありますよね。
ストレスも力仕事も、胎児に悪影響を及ぼすものですから、このまま仕事を続けてお腹の赤ちゃんを守っていけるのか不安になってしまうでしょう。
また、妊娠発覚当初はお腹も大きくありませんし、つわりもそれほどひどくないかもしれません。
でも、今後つわりが始まり、徐々にお腹も大きくなってくる。そんな状態で看護師の仕事を続けていけるのか、不安を挙げればキリがありませんよね。
その不安を解消するためには、とにかく師長に妊娠を報告しましょう。師長に報告するのが怖い、なんて言われるか不安だから、報告するのはできるだけ引き伸ばしたいと思うかもしれません。
でも、できるだけ早く報告しなければいけません。それが、あなたの赤ちゃんを守ることにもつながりますし、社会人としてのマナーでもあります。
本来であれば妊娠10週頃を目安に報告するのが普通ですが、新卒&第二新卒の看護師の場合は、できるだけ早く報告したほうが良いでしょう。
師長に報告する時のポイントは、神妙に謙虚に、申し訳ないと思っていることを全身でアピールできる態度を取ることです。
もちろん、新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠してはいけないということは決してありません。妊娠はおめでたいことです。これは間違いありません。
新卒看護師だって、第二新卒の看護師だって、妊娠すれば祝われるべきですから、あなたが心から「申し訳ない」と思う必要はありません。
でも、看護師の世界って女性特有のドロドロした部分があるじゃないですか。人の幸せを妬む人だって残念ながらたくさんいるんです。
それに、師長はあなたのために教育計画を綿密に立てて、あなたが看護師として早く一人前になれるようにバックアップしてくれていたはずです。
たとえ妊娠がおめでたいこととはいえ、その師長の計画を変更せざるを得なくなるのですから、謙虚に申し訳なさを漂わせながら妊娠を報告しましょう。
堂々と「私、妊娠しました♪体調を見ながら仕事は続けていきたいので、サポートをよろしくお願いします!」とキラキラ幸せオーラ全開で報告するのと、「妊娠したのですが、今後のことでご相談させていただきたいと思いまして・・・」と申し訳なさそうに報告するのでは、印象はまったく違いますよね。
そして、この時の師長の反応はしっかりチェックするようにしましょう。きっと「まだあなたは1年目じゃない」のように苦言を言われるはずです。これは、まあ仕方がないことですよね。
その後に、さらに嫌味を言われるだけなのか、しっかりと親身になってあなたの今後のことを考えてくれるのかはとても重要なポイントです。
親身になって今後の働き方等に相談に乗ってくれるのであれば、その職場でずっと働いていけるはずです。
仕事も力仕事を減らしてくれたり、体調を見ながら仕事を調整してくれるでしょう。師長がそういう方針であれば、周りの先輩看護師もあなたをサポートしてくれるはずです。
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠して師長の反応が悪かったら、辞めるのもあり
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠して師長に報告し、師長から嫌味ばかり言われるようであれば、その職場はスパッと辞めても良いでしょう。
その師長の下で働いたら、妊娠中なのに力仕事を任されたり、今度も事あるごとに嫌味を言われ、ストレスを感じながら働かなくてはいけないからです。
妊婦にとってストレスは大敵です。仕事ができないというストレスに加え、力仕事が多く、師長や周囲からの嫌味によるストレスを感じていたら、切迫流産や切迫早産になってしまうかもしれません。
ですから、お腹の赤ちゃんを守るためにも、そういう職場はスパッと辞めることも考えて良いでしょう。
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠・出産後に看護師として働くならどんな病院が良いの?
新卒看護師や第二新卒の看護師が妊娠・出産後に看護師キャリアを再スタートさせるなら、どうすれば良いのでしょうか?
採用試験前や内定をもらった後に妊娠がわかって新卒看護師としてのスタートを切れなかった人、また入職後すぐに妊娠がわかって、退職せざるを得なかった人は、無事出産して、育児もある程度落ち着いて、看護師として働けるだけの体力が戻ってきたら、看護師として働き出せば良いんです
今度は、院内託児所がある病院を選ぶと良いでしょう。院内託児所があれば、保育園を探す手間が必要ありませんし、仕事と育児を両立させつつ働くことができます。
院内託児所がある病院の中から、教育制度が充実している病院を選べば、スムーズにあなたの看護師キャリアを再スタートさせることができるはずです。
看護師経験が全くない、もしくは一人前の看護師ではない、さらに育児中というと、どこにも採用してもらえないと不安になるかもしれませんが、育児中の未経験の看護師や、一人前でない看護師を採用している病院はたくさんあります。
採用試験前に妊娠が発覚した人は妊娠を隠してでも採用されたい、内定をもらったのに入職前に妊娠が発覚した人は内定を辞退せずに入職したいと今現在は思っているかもしれません。
また、入職後に妊娠が発覚して、周囲のサポートを受けられない新卒看護師や第二新卒の看護師さんの中には、せっかく看護師として働き出したんだからと退職を躊躇している人もいるでしょう。
長い目で見ると、今無理をしてつらい環境で働きながら体力的にも精神的にもきつい妊婦生活を送るよりも、あなたと赤ちゃんの健康を優先させて、ゆとりがある妊婦生活を送ったほうが良いと思いませんか?
看護師免許を持っている限り、看護師の仕事はいつでもできます。ですから、今の職場に固執しすぎず、あなたとお腹の赤ちゃんにとってベストな選択を選んでくださいね。
まとめ
新卒看護師や第二新卒の看護師が採用試験前に妊娠が発覚したら、残念ながら採用となる見込みはほぼないでしょう。また、入職前に妊娠がわかったら、内定を辞退したほうが良いと思います。
そして、入職後すぐに妊娠したら、産休は取れますが、育児休暇は取れないかもしれません。
今の職場で働き続けるかどうかは、師長に報告して、その反応を参考にして決めると良いでしょう。
看護師の仕事はいつだってできるのですから、あなたとあなたの赤ちゃんにとってベストな選択をして下さいね。
新卒看護師や第二新卒の看護師を採用していて、教育制度が整っていて、さらに院内託児所がある病院を探すなら、転職サイトを使うと良いですよ!
転職サイトなら、担当者に育児中であることを伝え、それでも採用してくれて、教育制度が整っていて、院内託児所があり、仕事と育児を両立させられる病院を紹介してほしいとお願いすれば、それにあった求人を探してくれるんです。
どんな病院があるか早めにチェックしておきたいという人は、今から登録してみてはいかがですか?
まずは転職サイトに相談しましょう!
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この記事を書いた人
看護師 サキ
- 取得資格:看護師
- 出身:静岡県
- 年齢:25歳
- 看護師経験:総合病院、一般病院
- 経験がある診療科:脳外科、一般外科
看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。
新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。
新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。
執筆者情報
新卒看護師がけっこう損をしている件 編集部
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