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脳神経外科の新卒看護師が転職する(辞める)理由と転職先の選び方

脳神経外科の新卒看護師が転職する(辞める)理由にはどんなものがあるのでしょうか?また、転職する場合には、どんなことにポイントを置いて転職先を探すと良いのでしょう?

脳神経外科の新卒看護師が転職する理由別に転職先を探すポイントをまとめました。

脳神経外科の新卒看護師が転職する(辞める)4つの理由

脳神経外科の新卒看護師が転職する(辞める)理由を考えていきましょう。脳神経外科の新卒看護師さんが、「あぁ、もう転職したい」と思う理由には主に4つあるんです。

急変が怖い

脳神経外科の新卒看護師が転職する理由の1つ目は、急変が怖いことです。脳神経外科のオペ後の患者さんは、全身状態が非常に不安定です。

脳神経外科は、いつ急変があっても全くおかしくない患者さんばかりです。特に、オペ後は全身管理が必要で、血圧が突然低下したり、呼吸停止したりすることもよくあります。

新卒看護師さんにとっては、受け持ちの患者さんが急変することは恐怖以外の何物でもありません。

受け持ちの患者さんが急変したら、本来なら受け持ちの自分が率先して動かなくちゃいけないのに、何もできなくて、先輩看護師が対応しているのをただ見ているだけ。

何もできない自分が本当に悔しいですし、もどかしい気持ちになりますよね。しかも、急変が落ち着いた後は、急変の記録をしたり、そのほかの溜まった仕事を終わらせなくてはいけないので、残業しなければいけません。

さらに、仕事が終わっても、先輩看護師との振り返りという名のダメ出しが待っていますので、「急変対応ができるようになりたいなぁ」と思いつつも、急変に当たるのが怖くて怖くて仕方がなくなるのです。

忙しすぎてヘトヘト

脳神経外科はいつも忙しいですよね。オペ出しがあって、急変があって、検査出しがあって、ルーティンワークがあって、入退院があって。しかも、緊急入院、緊急オペ出しもある。

そうすると、毎日毎日、時間に追われながら働かなくてはいけませんし、残業もしなければいけません。

さらに、脳神経外科の新卒看護師は、勉強しなければいけないことも多いので、家に帰っても勉強の日々。さらには、夜勤明けだろうと休みの日だろうと、勉強会があれば参加しなければいけません。

そんな毎日を送っていたら、仕事中心の生活でヘトヘトになってしまい、転職したいなぁと思うようになるんです。

患者さんが怖い時がある

脳神経外科の新卒看護師は、患者さんが怖くて転職を考えることもあります。脳神経外科の患者さんは不穏になることが多いですし、高次脳機能障害で暴力的・攻撃的になる人もいます。

突然興奮したり、看護師を殴りつけたり、怒鳴りつけたりすることがあるんです。病気による脳の障害の症状だからと頭では分かっていても、突然怒鳴りつけられたり、殴られたりすると患者さんを怖いと思ってしまいますよね。

また、脳神経外科の患者さんは、オペ後に手足のまひが残ることが多いんです。また言語障害が残る人もいます。

脳梗塞や脳出血で、それまでは何の不自由もなく暮らしていた人が、突然手足にまひが出たり、思うように話せないと、看護師には想像できないほど不自由を感じ、ストレスが溜まります。

自分で思うように動けない、やりたいことができない、今まで普通にやってきたことができない、言いたいことが言えないというのは、相当なストレスですので、その鬱憤を看護師にぶつけてくることもあるのです。

ベテラン看護師なら、長年の経験から「仕方ないわね。適当に流しておきましょ。」と思えることでも、新卒看護師にとってはショックを受けたり、怖いと思ってしまうことが多いんです。

力仕事が多い

脳神経外科の新卒看護師が転職する理由の4つ目は、力仕事が多いことです。先ほども言いましたが、脳神経外科の患者さんは、手足のまひが残ることがあります。

そうすると、移動介助や排泄介助をしなければいけません。脳神経外科の患者さんって、身体の大きな人が多いんですよね。

脳神経外科の患者さん全員がそうというわけではありませんが、やっぱり脳梗塞や脳出血を患う人って、肥満気味の人が多いので、細身で小柄な看護師の2倍くらい体重がありそうな患者さんさんもたくさんいます。

自分の2倍の体重の人を、ベッドから車イスに移動させるのって相当大変です。いくらボディメカニクスを極めていたって、少なからず腰に負担がかかりますし、どう考えても無理があります。

人手が多い脳神経外科の病棟なら、「手を貸してください」と患者さんの移動介助を2人でできますが、忙しかったり、人手不足の時は1人でしなければいけません。

そうすると、腰は痛いし疲れるし、バランスを崩して患者さんと共倒れしないかどうかが怖いので、転職を考えてしまうのです。

脳神経外科の新卒看護師が転職先を選ぶ時のポイント

脳神経外科の新卒看護師が転職先を選ぶ時のポイントは何でしょうか?脳神経外科の新卒看護師が転職する理由別に、また脳神経外科から別の脳神経外科に転職する場合と脳神経外科以外の職場に転職する場合の2パターンで考えていきましょう。

急変が怖いから転職する時のチェックポイント

急変が怖いから転職する脳神経外科の新卒看護師さんは、どんなことに気をつけて転職先を選べば良いのでしょうか?

脳神経外科から別の脳神経外科に転職する場合

脳神経外科から別の脳神経外科に転職する場合は、脳神経外科の中でもリハビリ期中心の病棟に転職すると良いでしょう。

リハビリ期なら、患者さんの状態は安定している人ばかりですので、急変がゼロとは言いませんが、急性期と比べるとグッと少なめになります。

そのため、脳神経外科のリハビリ病棟なら、オペ後のリハビリ看護を学びながら、少しずつゆっくりと急変対応に慣れていくことができると思います。

脳神経外科以外の職場に転職する場合

脳神経外科以外の職場に転職する場合は、急変が少ない職場を選ぶべきですが、急変が少ないからといって、介護施設やクリニックに転職するのはおすすめできません。

なぜなら、あなたは新卒看護師だからです。介護施設やクリニックでは新卒看護師はスキルアップしにくいので、なかなか一人前の看護師になることができないのです。

ですから、急変が少なめの急性期病棟に転職しましょう。おすすめは、整形外科病棟や内分泌内科(糖尿病内科)病棟です。

これらの病棟は急変が少なめなので、脳神経外科で急変が怖いと思った新卒看護師さんも怖い思いをせずに働けるはずです。

しかも、これらの病棟は急変がゼロというわけではありませんので、少しずつゆっくりと急変に慣れていくことができるでしょう。

忙しすぎてヘトヘトだから転職する時のチェックポイント

忙しすぎてヘトヘトに疲れたから転職したい脳神経外科の新卒看護師は、どんな転職先を選ぶべきなのでしょうか?

脳神経外科から別の脳神経外科に転職する場合

脳神経外科から別の脳神経外科に転職する場合は、急性期ではなくリハビリ期の脳神経外科病棟に転職すると良いでしょう。

リハビリ期ならオペ出し・オペ迎えはありませんし、緊急入院もありません。急変も少なめです。そのため、急性期の脳神経外科病棟よりもゆとりを持って働くことができますし、残業も少なめになります。

急性期に比べると勉強会も少なめですから、「忙しすぎてヘトヘト。仕事中心の生活にウンザリ」ということはなくなると思います。

ただ、リハビリ期の病棟なら絶対に残業が少ないとは言い切れませんので、念のため、残業時間をチェックしておくと良いでしょう。

脳神経外科以外の職場に転職する場合

脳神経外科以外の職場に転職する場合は、先ほども言いましたが、スキルアップ面を考えると、新卒看護師は急性期病棟に転職したほうが良いので、急性期病棟の中でも残業が少ないところを選ぶようにしましょう。

オペがない分、外科系の病棟よりも内科系の病棟のほうが残業は少ない傾向にあります。内科系の病棟の中で、残業時間が少ないところを選ぶと良いでしょう。

ただ、急性期病棟はどの診療科でも緊急入院や急変対応は少なからずありますし、常に時間に追われながら働かなくてはいけないので、どうしても忙しいのは嫌という場合は、療養型病棟を選ぶのも選択肢の1つです。

療養型病棟へ転職する場合は、新卒看護師向けの教育制度が整っているかどうかを確認するのを忘れないでくださいね。

患者さんが怖い時があるから転職する時のチェックポイント

患者さんが怖い時があるから転職する場合のおすすめの転職先を教えます。

脳神経外科から別の脳神経外科に転職する場合

脳神経外科から別の脳神経外科に転職する場合の新卒看護師さんにおすすめの転職先は、脳神経外科の外来です。

脳神経外科は脳の疾患を扱いますので、入院しているとどうしても不穏になりやすいですし、高次脳機能障害を避けることはできません。また、入院生活を送っている患者さんは少なからずストレスを溜めています。

そのため、急性期だろうとリハビリ期だろうと、脳神経外科病棟で働く限り、患者さんを「怖い」と思うことはあるでしょう。

でも、脳神経外科の外来なら、自宅で生活している患者さんですので、入院している患者さんよりもストレスは少ないですし、高次脳機能障害を持っていても、ある程度症状は落ち着いています。

さらに、外来だと1人1人の患者さんと接する時間が短いですので、突然怒鳴られたり、八つ当たりされるリスクが少ないのです。

脳神経外科以外の職場に転職する場合

脳神経外科以外の職場に転職する場合は、意識がクリアでADLが自立した患者さんが多い急性期病棟を選ぶことをおすすめします。

おすすめは内分泌内科や産科です。内分泌内科や産科は意識がクリアな人が多く、ADLも高い人が多いので、脳神経外科のように患者さんを怖いと思うことは少ないでしょう。

また、高次脳機能障害が怖いのであって、動けないことへのストレスをぶつけられることはあまり気にならないという場合は、整形外科を転職先の候補に入れても良いと思います。

力仕事が多いから転職する時のチェックポイント

力仕事が多いから転職したい脳神経外科の新卒看護師さんは、どんな転職先を選ぶべきなのでしょう?

脳神経外科から別の脳神経外科に転職する場合

脳神経外科から別の脳神経外科に転職する場合は、脳神経外科のリハビリ病棟へ転職しましょう。リハビリ期なら、リハビリによってADLは上昇しています。しかも、リハビリ病棟だと介護士さんが配置されていることが多いんです。

介護士さんがいれば、移動介助などの力仕事は介護士さんがやってくれますので、看護師は体力的にだいぶ楽になるはずです。

脳神経外科以外の職場に転職する場合

脳神経外科以外の職場に転職する場合は、先ほどと重複しますが、自立した患者さんが多い急性期病棟へ転職しましょう。

自立した患者さんが多いのは内分泌内科(糖尿病内科)や産科です。また、消化器外科病棟もおすすめなんです。

消化器外科は手術直後はベッド上安静となりますが、すぐに早期離床でどんどん歩いてもらうことになりますので、すぐにADLがアップします。そのため、消化器外科病棟なら、脳神経外科病棟よりも力仕事は少なめになるはずです。

まとめ

脳神経外科の新卒看護師が転職する(辞める)理由と理由別の転職先を選ぶポイントをまとめましたが、いかがでしたか?

今から脳神経外科にチャレンジしたいと思っている新卒看護師や第二新卒の看護師さんは、就職前に知っておくべき4つのことをまとめた記事がありますので、そちらを参考にしてください。

脳神経外科の新卒看護師が転職するなら、転職サイトを使うと良いですよ。脳神経外科から別の脳神経外科に転職したい人は残業が少なく、介護士さんがたくさん配置されているようなリハビリ期の病棟や外来の求人を紹介してもらえます。

脳神経外科以外の職場に転職したい場合も、残業が少なかったり、自立した患者さんが多い急性期病棟や教育制度が整っている療養型病棟を紹介してもらえますので、希望に合った職場に転職することができるでしょう。

まずは転職サイトに相談しましょう!


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この記事を書いた人

看護師 サキ

  • 取得資格:看護師
  • 出身:静岡県
  • 年齢:25歳
  • 看護師経験:総合病院、一般病院
  • 経験がある診療科:脳外科、一般外科

看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。

新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。

新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ新卒看護師がけっこう損をしている件 編集部

新卒看護師がけっこう損をしている件は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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