当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています
新卒看護師や第二新卒の看護師が救命救急センターに就職する時の4つのポイント
新卒看護師や第二新卒の看護師が救命救急センターに就職したいなら、知っておくべきことが4つあります。この4つのことを知ってから、救命救急センターに就職しようかどうかを決めると、「救命救急センターに就職して良かった!」と思えるはずですよ。
目次 [目次を隠す]
新卒看護師や第二新卒の看護師は救命救急センターに就職することはできるの?
新卒看護師や第二新卒の看護師が救命救急センターへの就職を考えているなら、まずは新卒看護師や第二新卒の看護師は救命救急センターに就職できるのかを考えていきましょう。
新卒看護師さんの中には、もともと救急看護に興味のある人もいるでしょうし、ドラマなどの影響で救命救急センターにあこがれている人もいますよね。
また、第二新卒の看護師さんは、新卒の時に救命救急センターへの配属を希望したけれど、配属希望が叶わず、そのことが原因で退職したという人もいるでしょう。
救命救急センターは命の危機に瀕した患者さんが救急搬送されてくるところですので、超重症の患者さんばかりです。
そのため、「救命救急センターに就職したいけれど、新卒看護師や第二新卒の看護師は配属してもらえないかも」と不安に思う人が多いと思います。
でも、そんな心配は不要ですよ!新卒看護師や第二新卒の看護師でも救命救急センターに就職することができます。「え~?本当???」と疑うかもしれませんね。
でも、本当なんです。だって、私がそうでしたから。私は大学病院の救命救急センターに新卒で配属されました。
ただ、全ての救命救急センターで新卒看護師や第二新卒の看護師が働けるというわけではないと思います。なぜなら、私が新卒で入職した病院は、私が救命救急センターに配属される前の3年間は、新卒看護師の配属を止めていたそうですから。
ですから、どこの救命救急センターでも新卒看護師や第二新卒の看護師が就職できるというわけではありません。
でも、救命救急センターの中から新卒看護師や第二新卒の看護師を配属しているところを選べば、新卒看護師や第二新卒の看護師さんでも救命救急センターで働くことができるんです。
新卒看護師が救命救急センターに就職する時の心構えは何だろう?
新卒看護師が救命救急センターに就職する場合は、それなりの心構えが必要です。なぜなら、あなたも知っているように、救命救急センターは超重症な患者さんしか搬送されてこないところなので、新卒看護師には荷が重い部署だからです。
それでも、救命救急センターに就職したいなら、新卒看護師が救命救急センターで働くための心構えを持っておく必要があるのです。
新卒看護師が救命救急センターで働くための心構えとは、1年目はとにかく辛いことを覚悟しておくことです。新卒看護師はどこで働こうと、毎日ストレスフルな状態で働かなくてはいけません。
仕事は全然できないし、覚えることはたくさんあるし、先輩看護師は怖いし。そのため、新卒看護師はどこに配属になろうと、大変な日々が待っているのです。
救命救急センターに就職すると、そのストレスはさらに倍増します。患者さんは何が起こっているかわからないほど重症ですし、医療行為はたくさんあって、常に時間に追われながらアタフタと働かなくてはいけません。
しかも、急変は日常茶飯事で、急変してオペ室へ移動することすら間に合わない時は、救命病棟内でオペをすることもあります。
そして、患者さんの命がかかっているため、先輩看護師の指導はどうしても厳しくなります。そのため、救命救急センターの新卒看護師は毎日が辛い修行のようなものになります。
私が新卒看護師の頃は、毎日辞めたいと思っていて、ため息と「辞めたい」とつぶやくことが癖のようになっていたんです。
ただ、新卒看護師の1年を乗り越えれば、看護師として大きく成長できますので、救命救急センターに就職したい新卒看護師さんは、とにかく1年間は頑張りましょうね!
また、救命救急センターに憧れている看護師さんは、救命救急センターに配属になれば、すぐに救急搬送されてきた患者さんの初療に入れると思っているかもしれませんが、それは無理なことは知っておいてください。
新卒看護師が初療に入っても、ハッキリ言って足手まといになるだけです。いつ頃から初療に入るかは、その救命救急センターの方針によって違いますが、私は3年目の途中から、先輩について少しずつ初療に入り始めました。
第二新卒の看護師が救命救急センターに就職する時の心構えは?
第二新卒の看護師が救命救急センターに就職する時の心構えも確認しておきましょう。第二新卒の看護師が救命救急センターに就職する時の心構えは、基本的に新卒看護師の心構えと同じです。
まだ一人前ではない看護師が救命救急センターで働くのは、とても大変です。仕事ができるようになるまでは、大変な日々が待っていることは覚悟しておいてください。
また、第二新卒の看護師の場合、「看護師経験あり」とみなされて、一人前の看護師として扱われる可能性があります。
でも、あなたは第二新卒の看護師ですから、新卒看護師と同じように指導してもらわないと、なかなか仕事を覚えられません。
あなた自身も辛いですし、患者さんにも迷惑をかけます。さらには、周囲の先輩看護師から、「経験者なのに使えないのね」なんて目で見られることもあるんです。
ですから、第二新卒の看護師さんは「指導をお願いします」とか「プリセプターをつけてください」など自ら師長やチームリーダーの先輩看護師などにアピールしていくようにしましょう。
救命救急センターから別の救命救急センターに就職する場合
救命救急センターから別の救命救急センターに就職する場合は、救命救急センターによって少しずつやり方が違うことを知っておきましょう。
例えば、CPAのプロトコールはACLSに基づいているとは言っても、細かい部分が違ったりします。
また、早期リハビリに対する考え方や口腔ケアへの取り組みなども違ってきますので、前の救命救急センターのやり方にこだわらず、新しい救命救急センターのやり方をゼロから覚えるつもりで頑張りましょう。
救命救急センター以外の職場から就職する場合
救命救急センター以外の職場から就職する場合は、救命救急センターの看護師は決してカッコいいものではなく、意外と地味な仕事が多いことは知っておいてください。
一般病棟だと保清やオムツ交換などの仕事が多くて、「私はもっとかっこよく働きたいの!」と思って救命救急センターに転職したい人もいるかもしれませんが、救命救急センターの仕事は意外と地味です。
毎日保清をしますし、オムツ交換も結構頻回に行います。救命救急センターの看護師の仕事だって、患者さんの重症度が違うだけで、一般病棟の看護師さんの仕事とそこまで大きな違いはないのです。
また、救命救急センターは勉強会が頻回なことは覚悟しておきましょう。ほぼ強制参加の勉強会が一般病棟よりも多いので、休みの日や夜勤明けの日も勉強会のために、病院に来なければいけないこともあります。
新卒看護師や第二新卒の看護師が救命救急センターに就職する場合の求人選びのポイント
新卒看護師や第二新卒の看護師が救命救急センターに就職する場合、どんなことに注意して救命救急センターを選べば良いのでしょうか?
高度救命救急センターかどうか
新卒看護師や第二新卒の看護師が救命救急センターに就職する場合は、高度救命救急センターかどうかをチェックしましょう。
高度救命救急センターは全国に36施設しかありませんが、救命救急センターよりもより重症度の高い、全身熱傷や四肢切断などの患者さんが運ばれてきます。
少しでも重症度の高い患者さんの看護がしたい、より高度な医療の中で働きたいという人は、高度救命救急センターを選ぶと良いでしょう。
ドクターヘリがあるかどうか
新卒看護師や第二新卒の看護師さんの中には、フライトナースに憧れている人もいると思います。ドクターヘリに乗って患者さんのもとに駆けつけたい、フライトナースになりたいという人は、ドクターヘリを持っている救命救急センターかどうかをチェックしてください。
ドクターヘリがある救命救急センターは2016年夏の時点で全国に48病院(茨城県と三重県は2病院で1機)あります。
また、2016年秋から冬にかけて、宮城県と新潟県、奄美大島でドクターヘリが導入される予定になっています。
フライトナースになりたい人は、新卒看護師や第二新卒の看護師のうちから、ドクターヘリがある救命救急センターで働いておくと良いでしょう。
勉強会はどのくらいあるか
新卒看護師や第二新卒の看護師が救命救急センターに就職したいなら、勉強会はどのくらいあるのかをチェックしてください。
ハッキリ言って、救命救急センターの勉強会の回数はとても多いです。それだけ学ぶべきことが多く、スキルアップできるのですが、あまりにも多いとウンザリしてしまいますよね。
私が新卒で入職した救命救急センターは月に2~3回ほど勉強会がありました。また、半強制的に休みの日を利用して、BLSやACLS、JPTECなどの研修を受けたりもしたので、なかなか大変でした。
勉強会が少ないところを選べと言うつもりはありません。勉強会はスキルアップできる良い機会ですから。
特に、新卒看護師や第二新卒の看護師さんは、どんどん勉強会に参加して、積極的に学んでいく必要があります。
でも、あまりに多いのもきついので、あらかじめ勉強会の頻度を確認して、自分で無理なく参加できる頻度かどうかをチェックしましょう。
年間休日はどのくらいあるのか
最後は、年間休日はどのくらいあるのかです。先ほども言いましたが、救命救急センターは勉強会が多いので、年間休日が少ないと、休みの日が勉強会で潰れてしまって、休みがほとんどないなんてこともあり得ます。
また、新卒看護師や第二新卒の看護師さんは、仕事を覚えるまではいつもクタクタで、疲れた体を引きずりながら出勤しなくてはいけないでしょう。もちろん、精神的なストレスも溜まりに溜まっていくと思います。
そんな中で何とか働いていくためには、休日にしっかり休んでリフレッシュする必要があります。
ですから、新卒看護師や第二新卒の看護師が救命救急センターを選ぶなら、できるだけ年間休日が多い病院の救命救急センターを選ぶべきなのです。
まとめ
新卒看護師や第二新卒の看護師が救命救急センターに就職する時の4つのポイントをまとめましたが、いかがでしたか?
救命救急センターは「カッコいい!」というイメージがあるかもしれませんが、実は結構地味だったりします。
そして、重症な患者さんがどんどん運ばれてきますので、とても忙しいですし、新卒看護師や第二新卒の看護師さんにとっては、ハードルが高い部署といえるでしょう。
そんな中で、1年間頑張れば、一般病棟で働くよりも「できる看護師」になっていると思いますよ。
今、救命救急センターで働いていて、転職を考えている新卒看護師さんは、転職する理由と転職先を選ぶポイントをまとめた記事がありますので、そちらを参考にしてくださいね。
救命救急センターの求人を探すなら、転職サイトを利用すると良いですよ。救命救急センターがある病院を探すのは、自分でもできますが、問題はその病院に採用になって、救命救急センターに配属になるかどうかです。
救命救急センターに配属になるために、転職サイトを使うべきなのです。転職サイトを使えば、担当者が病院側と配属交渉をしてくれますので、「採用なら救命救急センターに配属」という約束で採用試験を受けることも可能です。
転職サイトを利用すれば、憧れの救命救急センターに就職することができるんですよ!
まずは転職サイトに相談しましょう!
看護roo!
新卒看護師が今の勤務先に疑問を感じて転職するなら、まずは口コミで人気の看護roo!にお願いするのがおすすめです。あなたの状況に合わせた最良の選択を教えてくれるので安心です。
マイナビ看護師
マイナビ看護師は非公開求人が多い為思わぬ良い求人が見つかるかもしれません。経験豊富なコンサルタントさんの割合が多く、看護roo!との併用にも向いています。
この記事を書いた人
看護師 サキ
- 取得資格:看護師
- 出身:静岡県
- 年齢:25歳
- 看護師経験:総合病院、一般病院
- 経験がある診療科:脳外科、一般外科
看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。
新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。
新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。
執筆者情報
新卒看護師がけっこう損をしている件 編集部
新卒看護師がけっこう損をしている件は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。