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新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科に就職するための4つのポイント
新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科に就職するためには、あらかじめ4つのことを知っておく必要があります。
4つのことを知っておけば、小児科に就職した後に、「小児科に就職しなければ良かった」という後悔を避けることができますよ。
目次 [目次を隠す]
新卒看護師や第二新卒の看護師は小児科に就職できるの?
新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科で働きたいと思った場合、小児科に配属になるのでしょうか?まずは、そこを知らなければいけません。
新卒看護師や第二新卒の看護師は、小児科に就職できるので安心してくださいね。総合病院の小児科でも小児科専門病院でも新卒看護師や第二新卒の看護師を採用しています。
ただ、小児科は人気が高い診療科です。そのため、小児科で働きたいという新卒看護師や第二新卒の看護師さんが多いので、希望したからといって、必ず小児科で働けるわけではないことは覚えておいてください。
どうしても小児科で働きたいというあなたのための裏技がありますが、それは最後にお話しますね。
まずは、新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科に就職する時の心構えなどを確認していきましょう。
新卒看護師が小児科に就職する時の心構えって何だろう?
新卒看護師が小児科に就職するなら、小児科で働くための心構えを持っておかなくてはいけません。ほとんどの診療科が成人を対象としているのに対して、小児科は0~15歳までの子どもを対象としているので、ちょっと特殊な診療科と言えます。
特殊な診療科への就職を希望するなら、それなりの心構えを持っておく必要があるのです。
新卒看護師が小児科に就職する時に必要な心構えとは、仕事を覚えるまではとても苦労することを覚悟しておくことです。
あなたは小児科で働くことにどんなイメージを持っていますか?子どもたちと触れ合いながら、楽しく働けるイメージを持っていませんか?
そのイメージは間違いとは言いませんが、新卒看護師が小児科で働いて「楽しい」と思えるのは、当分先のことだと思います。
なぜなら、小児科は患者が成人と比べて小さいので、採血にしても何にしてもすべて高いスキルが要求されるからです。
痛い処置をする時に、成人ならじっと耐えてくれますが、子どもは泣きわめき暴れることがあります。そのため、正確かつ素早く行えるスキルが必要なんです。
また、小児科は子どもに関する疾患を幅広く診療しますから、内科外科問わず広い知識が必要です。発達段階の違いも知っておかなくてはいけません。
新卒看護師はスケジュール通りに仕事を終わらせるだけで精いっぱいなのですが、小児科の場合は子どもの都合に合わせなければいけないことも多々あるので、仕事を思うように進められないことがたくさんあります。
部屋持ちをしている部屋の子どもが1人泣きだしたら、連鎖的に全員泣き出してしまって、どうしたら良いかわからない。看護師であるあなたも泣きたくなってしまうということすらあります。
ですから、新卒看護師が小児科で働くと、一般的な診療科よりも大変なことが多くて、苦労の連続になります。
でも、それを乗り越えれば、高いスキルと幅広い知識を身につけた「できる小児科看護師」になっていることでしょう。
第二新卒の看護師が小児科に就職する時の心構えは何?
第二新卒の看護師さんが小児科に就職する時の心構えは何でしょうか?第二新卒の看護師さんも、まだ一人前の看護師ではありませんので、最初はとても苦労すると思います。
つまり、第二新卒の看護師さんの心構えは、新卒看護師の心構えと同じになります。また、第二新卒の看護師さんは、看護師経験ありとみなされて、丁寧な指導をしてもらえないことがあります。
小児科という大変な診療科で働くのに、きちんと指導してもらえないのは、あなたがたくさんのストレスを抱えることになりますので、指導してもらえるようにきちんとお願いしてください。
特に、小児科から別の小児科に就職する第二看護師さんは要注意ですよ!
これ以外に、第二新卒の看護師さんが小児科に就職する時の心構えを、別の小児科から小児科へ就職する場合と、小児科以外の職場から就職する場合の2つのケースで考えていきましょう。
別の小児科から小児科に就職する場合
別の小児科から小児科へ就職する場合は、小児看護のスペシャリストを目指しましょう。あなたは新卒で小児科に就職し、さらにまた小児科で働こうと思っているのですから、おそらく本当に小児科での仕事が好きなんだと思います。
それなら、第二新卒の今のうちから小児看護のスペシャリストを目指しましょう。小児看護専門看護師や小児救急看護認定看護師、小児アレルギーエデュケーター、PALSプロバイダー、PEARSプロバイダーなどの資格取得を目標にすると良いでしょう。
小児科以外の職場から就職する場合
小児科以外の職場から就職する場合は、保護者への対応が面倒であることは覚悟しておきましょう。前職では一般的な診療科で働いていた場合、家族対応に困った経験はそれ程ないと思います。
でも、小児科は保護者への対応が大変なんです。我が子が病気なわけですから、親も必死です。また「なんでうちの子だけこんなに辛い思いをするの?」とストレスを溜めています。
そうすると、少しのことで看護師に文句を言ってきたり、ストレスをぶつけてくることもあるのです。「あの看護師はうちの子の担当を外してください!」なんて言われることもあります。
一般的な診療科で働いてきた看護師が小児科で働くと、保護者への対応に面食らうことが多く、ストレスを感じることもあります。
でも、保護者への対応、家族ケアも小児科の看護師の仕事の1つと割り切って働きましょう。
新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科の求人を選ぶ時の3つのポイント
新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科の求人を選ぶなら、3つのポイントをチェックして求人選びをしましょう。
総合病院か小児専門病院か
新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科の求人を選ぶなら、総合病院の小児科で働くのか、小児専門病院で働くのかを決めましょう。
あらかじめ言っておきますが、小児科クリニックは教育制度が整っていないので、新卒看護師や第二新卒の看護師さんには不向きです。
そのため、新卒看護師や第二新卒の看護師さんが小児科で働くなら、総合病院の小児科か小児専門病院が良いのですが、この2つは少し特徴が違います。
小児専門病院はPICU(小児集中治療室)があったり、小児の三次救急を受け入れているなど、小児医療・小児看護を極めるには適した病院と言えるでしょう。
それに対し、総合病院は小児専門病院に比べると、重症度はやや低めですし、珍しい症例も少なめです。
ただ、総合病院の小児科で働くと、万が一「小児科なんてもう嫌!」となった時に、ほかの診療科で働くために、転職せずに異動で済むというメリットがあるのです。
どちらが良いかをしっかり考えて、総合病院の小児科か小児専門病院かを選ぶようにしましょう。
プリセプターをどのくらいの期間つけてくれるか
小児科で新卒看護師や第二新卒の看護師が働くのは、とても大変です。ですから、新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科の求人を選ぶなら、できるだけ長い期間プリセプターをつけてくれるところを選びましょう。
高いスキルと幅広い知識を求められ、さらに自分のペースでなかなか仕事を進められない小児科は、新卒看護師や第二新卒の看護師にとっては、とてもハードルが高い診療科です。
そのため、マンツーマンで指導してくれるプリセプターはとても心強い存在です。そして、プリセプターがついてくれる期間が長ければ長いほど、着実にスキルアップできますし、「仕事ができない」、「仕事が覚えられない」というストレスが少なくなるはずです。
小児看護のキャリアアップを支援してくれるか
新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科を選ぶなら、小児看護のキャリアアップを支援してくれるかどうかをチェックしてください。
小児看護のスペシャリストを目指しても、それを職場が支援してくれなかったり、頑張って資格を取得しても、それを職場が評価してくれなければ、キャリアアップの意味がありませんし、仕事のモチベーションも上がりません。
ですから、新卒や第二新卒の今のうちから、キャリアアップを支援してくれる職場を選ぶと良いでしょう。
まとめ
新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科に就職するなら知っておくべき4つのことをまとめました。
今、小児科で働いていて、転職を考えている新卒看護師さんは、小児科を転職する理由と転職先の選び方をまとめた記事を参考にしてくださいね。
新卒看護師や第二新卒の看護師が小児科に就職するなら、転職サイトを利用すると良いですよ。最初に「小児科に配属になる裏ワザ」について少し触れましたが、その裏ワザが転職サイトを利用することなんです。
転職サイトを利用すれば、担当者が病院側と配属交渉をしてくれますので、総合病院の小児科で働きたいと思った場合、「採用なら小児科配属」という約束で採用試験を受けることができます。
プリセプターをつけてくれる期間やキャリアアップを支援してくれるかどうかも調べてくれます。
また、小児専門病院の求人も扱っていますので、小児科で働きたい新卒看護師や第二新卒の看護師さんは転職サイトを使うと良いですよ。
まずは転職サイトに相談しましょう!
看護roo!
新卒看護師が今の勤務先に疑問を感じて転職するなら、まずは口コミで人気の看護roo!にお願いするのがおすすめです。あなたの状況に合わせた最良の選択を教えてくれるので安心です。
マイナビ看護師
マイナビ看護師は非公開求人が多い為思わぬ良い求人が見つかるかもしれません。経験豊富なコンサルタントさんの割合が多く、看護roo!との併用にも向いています。
この記事を書いた人
看護師 サキ
- 取得資格:看護師
- 出身:静岡県
- 年齢:25歳
- 看護師経験:総合病院、一般病院
- 経験がある診療科:脳外科、一般外科
看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。
新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。
新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。
執筆者情報
新卒看護師がけっこう損をしている件 編集部
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