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消化器外科の新卒看護師が転職する(辞める)理由と転職先を選ぶ時のポイントを教えます!
消化器外科の新卒看護師が転職する(辞める)理由にはどんなものがあるのでしょうか?また、転職先を選ぶ時にはどんなことに注意すると、転職を失敗しないのでしょう?
消化器外科の新卒看護師が転職する理由別に、消化器外科の新卒看護師が転職先を選ぶポイントを説明していきます。
消化器外科の新卒看護師が転職する(辞める)3つの理由
消化器外科の新卒看護師が転職する(辞める)理由にはどんなものがあるのでしょうか?代表的な転職する理由を3つご紹介します。
忙しすぎて疲れた
消化器外科の新卒看護師が転職する理由の1つ目は、忙しすぎて疲れてしまったことです。消化器外科は患者さんの人数が多くて、入退院も多い。毎日オペ出し、オペ迎えがあって、急変対応やストーマなどの処置に追われるのが当たり前。
そうすると、毎日残業があるのが当たり前になってしまって、疲労困憊でクタクタになることも多いんです。
特に、新卒看護師は1つ1つの仕事に時間がかかりますので、定時に帰れるのなんて夢のまた夢。そんな毎日が続いていると、体調不良などの問題が出てきて、転職を考えるようになります。
患者さんの対応が面倒
消化器外科の新卒看護師が転職する理由の2つ目は、患者さんの対応が面倒なことです。消化器外科は、術後せん妄を発症する患者さんの割合が多いので、せん妄が出て暴れたり、ドレーンや点滴を自己抜去しようとしたりする患者さんはたくさんいます。
そうすると、せん妄の患者さんの対応をするのは、面倒ですし、時には暴力を振るわれることもありますから、恐怖心が出ることもありますよね。
また、消化器外科では早期離床が進められます。これは、術後創部が治るのを早めたり、合併症のリスクを下げるためなのですが、患者さんにはなかなか理解してもらえないことが多いんです。
患者さんにとっては、「痛いのに、何で動かなくちゃいけないんだ」という気持ちが強いので、「あんたは手術をしていないから、どんどん歩けなんてことが言えるんだ。手術をした俺の身もなってみろ!新卒の癖にエラそうなことを言うな!」なんて厳しいことを言われることもあります。
心の中では「じゃあ動かなくて良いよ。その代り、合併症が起こっても知らないよ」と思っていても、早期離床の必要性を繰り返し説明しなければいけないので、ストレスが溜まっていくんですよね。
しかも、消化器外科の患者さんは絶飲食の人が多いので、食べられないことにストレスを抱えてイライラしている人が多いので、面倒なことも多いんです。
勉強することが多すぎてついていけない
消化器外科の新卒看護師は、とにかく勉強しなければいけません。消化器外科の疾患や使用する薬剤についての勉強はもちろんですが、術前術後の看護、せん妄や不穏に対する精神看護などの勉強をしなければいけません。
さらには、がん看護についても勉強が必要ですよね。そうなんです!消化器外科の新卒看護師は、幅広い分野の看護知識を身につけなければいけないのです。
消化器外科で頑張れば、それだけ看護師として成長できるとは言っても、あまりにも勉強すべきことが多いと、自宅に帰っても勉強、休みの日も勉強とひたすら勉強に追われることになりますので、ウンザリしてしまいます。
また、どんなに勉強をしても、次々と勉強すべきことが出てくるので、勉強しても追い付かないことも心が折れてしまう原因になりますよね。
消化器外科の新卒看護師が転職する時の求人選びのポイント
消化器外科の新卒看護師が転職する時には、どんなことに注意して求人を選ぶと、転職に失敗しないのでしょうか?
消化器外科の新卒看護師が転職する理由別に、また消化器外科から別の消化器外科に転職する場合と消化器外科以外の職場へ転職する場合の2つのケースで考えていきましょう。
忙しすぎて疲れたから転職したい時の求人選びは?
消化器外科は忙しすぎて疲れてしまったから転職したい新卒看護師さんは、どんな転職先を選ぶべきなのでしょうか?
消化器外科から違う消化器外科への転職
消化器外科から違う消化器外科への転職を考えている新卒看護師さんは、患者さんの重症度と残業時間をチェックして、消化器外科の求人を探しましょう。
患者さんの重症度が低ければ、急変や処置が少なめなので、消化器外科でも多少はゆとりを持って働けるはずです。
また、残業時間が少なければ、たとえ勤務時間中はとても忙しくても、定時に上がることができますので、オンオフをしっかり切り替えて、プライベートではゆっくり休むことができるはずです。
個人病院の消化器外科は重症度が低めですが、看護師の人数が少なめで、残業が少ないとは限りませんので、重症度だけでなく、残業時間もきちんとチェックしましょうね。
消化器外科以外の職場への転職
消化器外科以外の職場へ転職する場合は、手術がない内科系の職場へ転職すると、今よりは少しゆとりを持って働けると思います。
消化器外科で働いていた新卒看護師さんは、消化器内科で働くと、今までの知識や技術を活かすことができますが、消化器内科は残念ながら内科の中でも残業が多めなんです。
そのため、安易に消化器内科を選択せずに残業時間等を調べて、今度は無理なく働けるかを確認してください。
もし、教育体制が整っていれば、消化器内科の患者さんが多い療養型病棟へ転職するのも良いと思います。
患者さんの対応が面倒だから転職したい時の求人選びは?
患者さんの対応が面倒だから転職したい新卒看護師さんにおすすめの転職先を教えます。
消化器外科から違う消化器外科への転職
消化器外科から違う消化器外科へ転職したい場合は、消化器外科の外来へ転職しましょう。病棟だと、どうしても早期離床は必須になりますし、術後せん妄も起こりやすくなります。
また、「食べられない」というストレスも消せるものではありません。ですから、消化器外科の外来へ転職すると良いでしょう。
大病院なら外来での教育体制が整っているところが多いので、新卒看護師でも着実にスキルアップしていけるはずです。
どうしても病棟が良いという人は、できるだけ患者さんの年齢層が低めの病院を選んでください。若い患者さんならせん妄を起こしにくいですし、早期離床の必要性も理解してくれるはずです。
消化器外科以外の職場への転職
消化器外科以外の職場へ転職したい新卒看護師さんは、手術室へ転職するのはどうでしょうか?手術室なら全身麻酔で手術することが多いので、手術中は意識がありませんから、「患者さんの対応が面倒」と思う機会は少ないでしょう。
しかも、手術室で働けば、専門性が高く、他の診療科でも応用が利く知識や技術を身につけることができます。
また、意識のない患者さんが多い療養型病棟への転職も良いと思います。ただ、療養型病棟へ転職するなら、必ず教育体制が整っているかを確認してください。
ちなみに、意識がない患者さんが多いICUや救命救急センターはどう?と思うかもしれませんが、集中治療部門は消化器外科病棟以上にせん妄が起こりやすいので、おすすめできません。
勉強することが多すぎてついていけないから転職したい時の求人選びは?
消化器外科は勉強することが多すぎてついていけないから、転職したい時はどんなことに注意して求人を選べば良いのでしょう?
消化器外科から違う消化器外科への転職
消化器外科から違う消化器外科へ転職する新卒看護師さんは、小規模病院の消化器外科を選ぶと良いですよ。小規模病院の消化器外科なら、患者さんの疾患がある程度限られていますので、勉強する範囲が狭くて済みます。
消化器外科のスペシャリストになりたい人は、小規模病院の消化器外科で働いて、基本的なことを学んでから、大学病院などの消化器外科へ転職すると、段階的に消化器外科で必要なことを学んで行けるので、今よりは楽になると思います。
消化器外科以外の職場への転職
消化器外科以外の職場への転職を考えている新卒看護師さんは、新卒看護師は消化器外科以外の診療科でも、たくさん勉強しなければいけないことは覚悟しておきましょう。
あなたは、まだ一人前の看護師ではなく、看護師のヒヨコなのですから。それでも、できるだけ勉強量を少なくしたいという場合は、新卒看護師向けの教育体制が整っている療養型病棟へ転職すると良いでしょう。
療養型病棟は患者さんの状態が落ち着いていることが多く、ゆとりを持って働くことができますし、勉強すべき範囲も急性期の消化器外科よりは狭いですので、自分のペースで勉強していくことができると思います。
まとめ
消化器外科の新卒看護師さんが転職する(辞める)理由と転職先を選ぶポイントをまとめましたが、いかがでしたか?
今から消化器外科で働いてみたいと思っている新卒看護師や第二新卒の看護師さんは、就職する前に知っておくべき4つのことをまとめた記事を参考にしてくださいね。
転職を考えている消化器外科の新卒看護師さんは転職サイトを利用すると良いですよ。転職サイトなら、違う消化器外科への転職を考えている場合、患者さんの重症度や残業時間、外来でも教育体制が整っているか等を調べてくれます。
また、消化器外科病棟、消化器外科外来への配属交渉をしてくれますので、「消化器外科で働きたかったのに、神経内科に配属になった」なんてことを回避できます。
消化器外科以外の職場で働きたい新卒看護師さんも、希望を担当者に伝えれば、それに合った求人を探してくれるんですよ。
まずは転職サイトに相談しましょう!
看護roo!
新卒看護師が今の勤務先に疑問を感じて転職するなら、まずは口コミで人気の看護roo!にお願いするのがおすすめです。あなたの状況に合わせた最良の選択を教えてくれるので安心です。
マイナビ看護師
マイナビ看護師は非公開求人が多い為思わぬ良い求人が見つかるかもしれません。経験豊富なコンサルタントさんの割合が多く、看護roo!との併用にも向いています。
この記事を書いた人
看護師 サキ
- 取得資格:看護師
- 出身:静岡県
- 年齢:25歳
- 看護師経験:総合病院、一般病院
- 経験がある診療科:脳外科、一般外科
看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。
新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。
新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。
執筆者情報
新卒看護師がけっこう損をしている件 編集部
新卒看護師がけっこう損をしている件は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。