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精神科の新卒看護師が転職する(辞める)理由と理由別の転職先を探すポイント

精神科の新卒看護師が転職する(辞める)理由にはどんなものがあるのでしょうか?また、精神科の新卒看護師が転職するなら、どんなことに注意して転職先を探せば良いのでしょう?

転職したい精神科の新卒看護師さんは、これを読めば転職に失敗せずに済みますよ!

精神科の新卒看護師が転職する(辞める)理由

精神科の新卒看護師が転職する(辞める)理由にはどんなものがあるのでしょうか?精神科の新卒看護師が辞めたいと思う理由の中から、代表的なもの5つをご紹介します。

看護技術を身につけられない

精神科の新卒看護師が転職する理由の1つ目は、看護技術を身につけられないことです。精神科では精神疾患を持っていても、身体的には健康な患者さんが多いので、医療行為がほとんどないのです。点滴や注射程度でしょうか。

そのため、人工呼吸器をつけた患者さんの看護やCVの挿入や管理、ドレーン類の管理などを精神科では行うことがありません。

一般病棟で働く看護学生時代の友人に会った時に、日々の業務の話になって、「この前は挿管の介助をした」とか「急変対応が大変だった」とか「オペ後の全身管理で~」のような話を聞いていると、「私は看護技術が身についていない」と焦ってしまい、精神科を転職しようと思うようになるんです。

やりがいを感じない

精神科の新卒看護師が転職する理由の2つ目は、やりがいを感じないことです。精神科は長期入院の患者さんが多いですし、急変や手術もありません。そのため、毎日バイタルサインを測って、服薬管理をして、清潔ケアをして…と同じことの繰り返し。

しかも、1年以上入院している人がいるため、患者さんが回復しているという実感を持つこともできず、やりがいを感じないという新卒看護師さんが多いんです。

そのため、今働いている精神科から転職したいなぁと思うようになるんですね。

患者さんに振り回されて精神的に疲れた

精神科の新卒看護師が転職する理由の3つ目は、患者さんに振り回されて精神的に疲れたことです。精神科の患者さんは、精神疾患を持っていますので、精神的に不安定です。

看護師に精神的に依存してくることもありますし、逆に全く心を開かないこともあります。前日はたくさん自分の話をしていたのに、次の日は全く話をせずに、こちらが話しかけても反応がないということもあるのです。

精神科のベテラン看護師さんであれば、患者さんとの距離の保ち方も上手ですし、そういうことがあっても「症状の1つね」と思えますが、経験が浅い新卒看護師さんは、患者さんに振り回されることで精神的に疲れてしまうのです。

精神看護をしたいのに、看護師である自分が精神的に疲れてしまう、自分が精神的に病んでしまうと転職したほうが良いかもしれないと思ってしまいますね。

患者さんを怖いと思ってしまった

患者さんを怖いと思うことでも、精神科の新卒看護師は転職を考えるようになります。精神科の患者さんの中には、突然暴れたり、看護師に暴力をふるってきたり、暴言を言ってくる人がいるんです。

これは、精神疾患の症状であり、患者さんに悪意があるわけではないのですが、突然患者さんが暴れだしたりしたら、恐怖を感じて、患者さんを怖いと思ってしまいますよね。

精神科の閉鎖空間に息が詰まる

精神科独特の閉鎖空間に息が詰まることで、精神科の新卒看護師は転職を考えることもあります。精神科は閉鎖病棟が多いですから、そこで働いていると息が詰まるような感覚になることがあるんです。

特に、新卒看護師は仕事中心の生活になりやすいですし、先輩からの課題や疲労で、積極的に外出することもなく、職場と自宅の往復の日々を送ることが多くなります。

そんな生活の中で、職場が閉鎖的で息が詰まるような環境だったら、「私が病んでしまう!」と思って、転職しようと思いますよね。

精神科の新卒看護師が転職する時のチェックポイントは?

精神科の新卒看護師が転職する時は、どんなことに気をつけて転職先を選ぶと、転職を後悔せずに、「転職して良かった!」と思えるのでしょうか?

精神科の新卒看護師が転職する理由別に、さらに精神科から精神科へ転職するパターンと精神科以外の職場へ転職するパターンの2つのパターンで、転職先を選ぶポイントを考えていきましょう。

看護技術を身につけられない

看護技術を身につけられないから、転職したいと思っている精神科の新卒看護師さんは、どんな職場を選べば良いのでしょうか?

精神科から精神科へ転職したい場合

精神科から違う精神科へ転職したい新卒看護師さんは、総合病院の精神科に転職しましょう。総合病院には精神科病棟を持っているところがあります。

そこに転職すれば、看護技術を身につけられないという悩みを解決することができるはずです。

総合病院の精神科は、病院内にたくさんの診療科がありますので、精神疾患以外に基礎疾患を持っていたり、身体的な疾患を合併している患者さんが多いんです。

そのため、精神疾患の治療と同時に身体的な治療を行うことがありますので、看護技術を身につける機会が増えるでしょう。

さらに、総合病院なら一般の診療科の看護師向けの研修が充実していますので、そのような研修に積極的に参加すれば、看護技術を身につけられるはずです。

精神科以外の職場へ転職したい場合

看護技術を身につけられないから、精神科以外の職場へ転職したい新卒看護師さんは、急性期病棟への転職をおすすめします。看護技術を身につけるには、急性期病棟が最も適しているんです。

そして、急性期病棟の中でもどの診療科に転職するかをきちんと決めましょう。どんな疾患に興味があるのか、どんな疾患の看護をしたいのかをしっかり考えて下さい。

いくら看護技術を身につけられるといっても、興味のある診療科でないと、仕事を長く続けることはできません。

精神科から急性期病棟へ転職すると、最初は仕事のスピードや患者さんの重症度に戸惑い、苦労すると思いますが、今のうちに急性期病棟で看護師の基礎を築いておけば、その後が楽になります。

急性期病棟で看護技術をしっかり身につけてから、また精神科に戻ることもできますし、もし急性期看護があなたに合っていれば、そのまま続けることもできます。さらに、慢性期看護や訪問看護へ進むこともできるのです。

やりがいを感じない

やりがいを感じないから転職を考えている精神科の新卒看護師におすすめの職場をご紹介します。

精神科から精神科へ転職したい場合

今働いている精神科ではやりがいを感じないけれど、精神科での仕事は続けたいという新卒看護師さんは、患者さんの回復を感じられる職場へ転職をしましょう。

精神科救急や精神科の急性期病棟なら、ルーティンワークは少なめですし、患者さんの回復を感じることができますので、精神科で働きながらもやりがいを感じることができるでしょう。

また、アルコール依存症病棟や児童・思春期病棟など、精神科の中でも専門的な治療を行っているところでも、やりがいを感じやすいと思いますよ。

精神科以外の職場へ転職したい場合

やりがいを感じないから精神科以外の職場へ転職したい新卒看護師さんは、どんな時にやりがいを感じるのかをきちんと考えてから、転職先を探しましょう。

患者さんの回復を感じたいなら、急性期病棟がおすすめです。ルーティンワークが嫌なら、重症患者さんが多いICUやCCU、救命救急センターなどが良いでしょう。

ただ、ICUやCCU、救命救急センターは患者さんの重症度が高く、精神科とは雰囲気が全く違いますので、新卒看護師が転職すると、最初はとても苦労するでしょう。

急性期病棟も精神科とは必要とされるスキルが違いますので、仕事に慣れるまでは大変であることは覚悟しておいてくださいね。

患者さんに振り回されて精神的に疲れた

患者さんに振り回されて精神的に疲れたから、転職を考えている新卒看護師さんはどんなことに注意して転職先を選ぶべきなのでしょうか?

精神科から精神科へ転職したい場合

精神科から精神科へ転職したい場合は、精神科の外来で働いてみてはいかがでしょうか?

精神科外来は、たくさんの患者さんと接するものの、1人1人と接する時間は短いですし、症状は軽めで落ち着いている患者さんが多いので、患者さんに振り回されることは少ないはずです。

精神科のクリニックも精神科外来と同じ条件を満たしていますが、精神科クリニックは新卒看護師さんには、あまりおすすめできないんです。

なぜなら、精神科外来なら院内研修を受けられますので、スキルアップする機会がありますが、精神科クリニックの場合は院内研修がないところがほとんどで、スキルアップしにくいのです。

新卒看護師は転職後もスキルアップして、一人前の看護師を目指さなければいけませんので、患者さんに振り回されて疲れた人は、精神科クリニックではなく精神科外来を選ぶと良いでしょう。

精神科以外の職場へ転職したい場合

患者さんに疲れたから、精神科以外の職場へ転職したい場合は、認知症の患者さんが多い介護施設やデイサービスは避けたほうが無難です。

認知症の人は精神的に不安定ですから、認知症の人が多い介護施設やデイサービスは精神的に疲れてしまった看護師さんにはあまりおすすめできないのです。

また、脳神経外科も意識がクリアではなく、見当識障害があったり、不穏気味の人が多いので、避けたほうが良いかもしれません。

さらに、意識がクリアではあるものの、ちょっと面倒な患者さんが多いのは透析クリニックや整形外科病棟です。

透析クリニックは患者さんが病識があり、透析歴が長いために、看護師にエラそうな態度を取ってきたり、新入りの看護師を拒絶したりすることがあります。

また、整形外科は意識がクリアなのに、思うように体が動かないので、看護師に対する要求が細かくなる傾向があり、ちょっと面倒だなと感じることがあるんです。

そのため、患者さんに疲れたから精神科以外の職場へ転職したい新卒看護師さんは、どんな患者さんが多いのかを確認してから、転職先を選ぶようにしましょう。

患者さんを怖いと思ってしまった

患者さんを怖いと思ってしまったから、転職したい精神科の新卒看護師さんは、どんな職場へ転職すると良いのでしょうか?

精神科から精神科へ転職したい場合

精神科で患者さんから暴言・暴力を受けたけれど、それがなければ精神科で働きたいという新卒看護師は、精神科の外来へ転職すると良いでしょう。

精神科外来の患者さんは、症状が比較的落ち着いていますので、突然暴れだしたり、暴力・暴言を受けるリスクは低いんです。

先ほども言いましたが、精神科クリニックも症状が落ち着いている患者さんは多いのですが、新卒看護師のスキルアップという観点から考えると、精神科クリニックよりも精神科外来のほうがおすすめです。

精神科以外の職場へ転職したい場合

患者さんが怖いから精神科以外の職場へ転職したい新卒看護師さんは、救命救急センターや消化器外科・消化器内科は避けたほうが良いと思います。

救命救急センターは急性薬物中毒の患者さんが多く運ばれてきますが、意識が覚醒する時に錯乱して暴れだすことがあるのです。

また、消化器外科や消化器内科はせん妄の患者さんが多めになります。せん妄の患者さんは、看護師に暴力をふるうことがありますよね。せん妄の患者さんはどこの病棟にもいますが、消化器外科や消化器内科は特に多めですので、避けたほうが良いでしょう。

精神科の閉鎖空間に息が詰まる

精神科特有の閉鎖的な空間・雰囲気に息が詰まったから、転職したい新卒看護師さんは、どんなところに転職すべきでしょうか?

精神科から精神科へ転職したい場合

精神科の閉鎖的な空間に息が詰まるけど、精神看護は好きという新卒看護師さんは、開放病棟や精神科外来に転職してはいかがでしょうか?

閉鎖病棟だと、どうしても閉鎖的な雰囲気になってしまいますので、一般病棟と変わらないような開放病棟の精神科で働くと良いでしょう。また、精神科外来も閉鎖的な雰囲気はないと思います。

そして、精神科専門病院よりも総合病院の精神科のほうがオープンな雰囲気で、人の出入りも多いのでおすすめですよ。

精神科以外の職場へ転職したい場合

精神科は息が詰まるから、精神科以外の職場へ転職したい新卒看護師さんは、ICUやCCU、手術室は避けたほうが良いですよ。

これらは特に閉鎖病棟というわけではありません。でも、ICUやCCUは面会時間が限られていて、人の出入りも限られていますので、閉鎖的な雰囲気なんです。手術室もそうですね。

そのため、閉鎖的な空間が苦手な新卒看護師さんは、ICUやCCU、手術室は避けて転職先を選ぶようにしましょう。

まとめ

精神科の新卒看護師が転職する5つの理由と理由別の転職先を選ぶポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?

ちなみに、これから精神科で働きたいと思っている人は、新卒看護師と第二新卒の看護師が精神科で働く時のポイントをまとめた記事がありますので、そちらを参考にしてください。

精神科の新卒看護師さんが転職をするなら、転職サイトを使うと良いですよ。転職サイトを使えば、精神科から精神科に転職したい場合は、担当者が配属交渉をしてくれますので、総合病院の精神科に配属になったり、開放病棟や精神科外来に配属になることができます。

また、精神科以外の職場へ転職したい場合もあなたの希望を聞いて、それに合った求人を探してくれますので、良い転職ができるんですよ。

まずは転職サイトに相談しましょう!


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この記事を書いた人

看護師 サキ

  • 取得資格:看護師
  • 出身:静岡県
  • 年齢:25歳
  • 看護師経験:総合病院、一般病院
  • 経験がある診療科:脳外科、一般外科

看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。

新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。

新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ新卒看護師がけっこう損をしている件 編集部

新卒看護師がけっこう損をしている件は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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