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新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来に就職するなら知っておきたい4つのこと
新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来に就職する場合は、就職後に後悔しないためにも、今から説明する4つのことを知っておく必要があります。
この4つのことを知っておけば、救急外来で充実した日々を送ることができるはずです!
目次 [目次を隠す]
新卒看護師や第二新卒の看護師は救急外来に就職できるの?
新卒看護師や第二新卒の看護師は救急外来に就職することはできるのでしょうか?救急外来は1次救急と2次救急の患者さんを受け入れる部署になります。
そのため、救急外来で働く看護師は高いスキルを求められますので、新卒看護師や第二新卒の看護師にはあまり向いている部署ではないのです。
それでも、「看護師になる前からずっと救急の仕事をしたかった」とか「救急外来の看護師ってカッコいいから、私も救急外来で働きたい!」という人もいますよね。
では、新卒看護師や第二新卒の看護師は救急外来に就職することはできるのでしょうか?それとも、向いている部署ではないからと配属されないのでしょうか?
これに関しては、その病院によって異なります。つまり、新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来に配属になる病院もありますし、救急外来には新卒や第二新卒の看護師は配属しない病院もあるんです。
ですから、救急外来がある病院ならどこに就職してもOKというわけではありません。新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来で働くなら、必ず新卒や第二新卒でも救急外来に配属されるかどうかを確認しなければいけないのです。
新卒看護師が救急外来に就職するなら、それなりの心構えが必要です!
新卒看護師が救急外来に就職するなら、それなりの心構えが必要になります。なぜなら、先ほども言いましたが、救急外来は新卒看護師や第二新卒の看護師には向いていない部署ですから、それでも救急外来で働くなら、心構えや覚悟を持っておくべきなのです。
新卒看護師が救急外来に就職するなら、とにかく猛勉強が必要なことは覚悟しておいてください。救急外来は内科・外科・小児科などすべての診療科の患者さんが訪れます。
一般病棟ならその診療科に関することだけを勉強すれば良いのですが、救急外来では診療科問わず、幅広い知識を身につけなければいけません。しかも、内科と外科だけではなく、小児科までも、さらに産科に関することすらも必要になることがあります。
さらに、病棟ではすでに診断名がついた患者さんしかいませんが、救急外来では診断前の患者さんが訪れます。診断に必要な情報がほとんどないことすらあるのです。
そのような中で看護をするのは本当に大変です。ですから、新卒看護師が救急外来に就職する場合は、一般病棟に就職する場合の何倍もの勉強が必要になります。
ただ、それを乗り越えれば、一般病棟の同期の看護師から一歩も二歩もリードしたできる看護師になれる でしょう。
第二新卒の看護師が救急外来に就職する時の心構えは何?
第二新卒の看護師が救急外来で働く時の心構えは何でしょうか?第二新卒の看護師が救急外来で働く時の心構えも、新卒看護師の心構えと同じです。猛勉強が必要になりますので、そのことは覚悟しておいてください。
救急外来を志す第二新卒の看護師さんは、そのような人はいるとは思いませんが、「ゆとりを持って働きたい。スキルアップよりも楽が一番!」という人には、救急外来は向いていないんです。
ですから、救急外来に就職したい第二新卒の看護師さんはたくさんのことを学ぶつもりで、そして看護師の仕事をゼロから学び直すつもりで頑張りましょう。
また、第二新卒の看護師さんの場合、「経験者」とみなされて、即戦力扱いをされる可能性があります。第二新卒の看護師さんは即戦力扱いをされても困ってしまいますよね。
だって、まだ一人前の看護師ではないんですから。救急外来で、「わからないことがあったら聞いてね」と言われて、基本的に放置されてしまったら、どうしたら良いかわからなくて、逃げ出したくなってしまうでしょう。
ですから、第二新卒の看護師さんが救急外来で働くなら、プリセプターをつけてもらうなど、きちんと指導してもらえるようにアピールしてください。特に、前職も救急外来で働いていた人は要注意ですよ!
救急外来から別の救急外来に就職する場合
救急外来から別の救急外来に就職する第二新卒の看護師さんは、「救急外来」と言っても、病院によって全然違うことは覚悟しておきましょう。
受診から入院までの手続きなどはもちろんですが、救急外来の規模やできる検査・手術の種類なども病院によって大きく違いますので、「前の救急外来ではこうだったから」と前職でのやり方を引きずらないようにしましょう。
救急外来以外の職場から就職する場合
救急外来以外の職場から就職する第二新卒の看護師さんは、救急外来はクレーマーが多いことは知っておいてください。
救急外来は「昼間は混んでいてすぐに見てもらえないから」などの理由で、緊急性は全然ない状態なのに、夜間に救急外来にやってくる患者さんがいます。
また、救急外来の診察順は受け付け順ではなく、緊急度・重症度を考慮したものになりますが、それに文句を言う人が結構たくさんいます。
救急外来は1日分しか薬の処方ができませんが、「1週間分くれ!」のように無茶苦茶なことを言う人もいます。
救急外来の看護師さんは、そのような患者さんにも対応しなければいけないので、救急看護をするだけでも大変なのに、それ以外のことでもストレスが溜まってしまうこともあるんです。
新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来の求人を選ぶ時の4つのポイント
新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来の求人を選ぶ時には、どんなことに気をつけて求人を選ぶと良いのでしょうか?
どんな規模の救急外来か
新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来の求人を選ぶ時には、どんな規模の救急外来かをチェックしましょう。
救急外来の中には、一応「二次救急」としていながらも、かかりつけの患者さん以外はできるだけ受け入れなかったり、レントゲンと簡単な血液検査しか検査ができず、手術なんて無理というような救急外来もあります。
その一方で、救命救急センターのような超重症な患者さんを積極的に受け入れている「2.5次救急」と呼ばれるような救急外来もあるんです。
この2つの救急外来は、同じ「救急外来」という名前ながら、患者さんの重症度や救急外来の看護師に求められるスキル、また得られるスキルは全然違いますから、新卒看護師や第二新卒の看護師さんは、どんな規模の救急外来なのかを必ずチェックしてください。
キャリアアップが可能な職場かどうか
新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来を選ぶなら、キャリアアップが可能な職場かどうかを確認しましょう。
救急外来に就職したい新卒看護師や第二新卒の看護師さんは、将来的にキャリアアップして、バリバリ働きたい、救急看護を極めたいと思っている人が多いですよね。
救急外来の看護師が取得できる資格には、救急看護の認定看護師やトリアージナース、JPTEC、JNTEC、ACLS、PALSなどがありますが、規模の小さな救急外来では認定看護師やトリアージナースになるために必要なスキルを得られないことがあります。
ですから、新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来を選ぶなら、キャリアアップが可能かどうかを確認してください。
兼任か専任か
新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来に就職するなら、救急外来専任か兼任かをチェックしましょう。
病院によっては、救急外来の看護師は一般外来と兼任だったり、オペ室と兼任だったりするのです。
兼任の場合、兼任する部署の仕事も覚えなければいけないですし、救急看護を専門にできるというわけはありませんので、「救急外来で働きたい!」というあなたの希望とは、ちょっとかけ離れてしまうかもしれません。
夜勤は何回くらいあるのか
救急外来の求人を選ぶなら、夜勤は何回くらいあるのかもチェックしましょう。救急外来専任の場合は、夜勤回数は一般病棟よりも多くなります。
平日の日勤帯は、一般外来が開いていますので、救急外来は二次救急の救急搬送のみの対応となり、夜間や週末が患者さんが増えて忙しくなりますので、日勤よりも夜勤が多くなるんです。
外来やオペ室との兼任の場合は、兼任する人が何人いるかによって夜勤回数が変わってきます。病院によっては、兼任の場合は夜勤回数が一般病棟以下ということもあるんです。
救急外来専任だと、救急看護を専門にできますが、夜勤回数が増えて、体力的にきついこともありますので、どんな救急外来があなたに一番合っているかを考えて選ぶと良いと思います。
まとめ
新卒看護師や第二新卒の看護師が救急外来に就職するなら知っておくべき4つのことをまとめましたが、いかがでしたか?
今、救急外来で働いていて転職を考えている新卒看護師さんは転職する理由と転職先を選ぶポイントをまとめた記事がありますので、そちらを参考にしてください。
救急外来に就職したい新卒看護師や第二新卒の看護師さんは、転職サイトを使うと良いですよ。転職サイトなら、どんな規模の救急外来か、キャリアアップできる環境か、専任か兼任か、夜勤回数はどのくらいかを調べてくれますので、あなたの希望に合った救急外来を見つけることができます。
そして何より、新卒看護師や第二新卒の看護師を救急外来に配属させるかどうかも調べて、救急外来で働ける病院の求人をピックアップしてくれます。さらに、病院側と配属交渉をしてくれますので、採用になったら救急外来へ配属という約束で採用試験を受けることができるんですよ。
まずは転職サイトに相談しましょう!
看護roo!
新卒看護師が今の勤務先に疑問を感じて転職するなら、まずは口コミで人気の看護roo!にお願いするのがおすすめです。あなたの状況に合わせた最良の選択を教えてくれるので安心です。
マイナビ看護師
マイナビ看護師は非公開求人が多い為思わぬ良い求人が見つかるかもしれません。経験豊富なコンサルタントさんの割合が多く、看護roo!との併用にも向いています。
この記事を書いた人
看護師 サキ
- 取得資格:看護師
- 出身:静岡県
- 年齢:25歳
- 看護師経験:総合病院、一般病院
- 経験がある診療科:脳外科、一般外科
看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。
新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。
新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。
執筆者情報
新卒看護師がけっこう損をしている件 編集部
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