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ICUの新卒看護師が転職する(辞める)理由と理由別転職先の選び方

ICUの新卒看護師が転職する(辞める)理由にはどんなものがあるのでしょうか?また、次の転職先を選ぶ時にはどんなことに注意すれば良いのでしょうか?

ICUで働く新卒看護師さんが転職する理由と、理由別の転職先の選び方を教えます!

ICUの新卒看護師が転職する(辞める)理由はこの5つ!

ICUの新卒看護師が転職する(辞める)理由にはどんなものがあるのでしょうか?なぜICUで働く新卒看護師が転職したい、辞めたいと思うのか、ICUの新卒看護師が転職する理由を5つご紹介します。

責任が重くて怖い

ICUの新卒看護師が転職する理由の1つ目は、責任が重くて怖いというものです。ICUには重症患者さんだけが入院していますので、ICUの看護師は勤務中は気を抜かずに患者さんの観察をし、全身管理をしなければいけません。

また、患者さんへの看護の1つ1つが患者さんの命を左右するものになります。体位交換をする場合でも、経口挿管やPCPSのカテーテル、その他の挿入物が抜けないように細心の注意を払わなくてはいけません。

もし、抜けてしまったら、患者さんの命に関わります。また、シリンジポンプの昇圧剤を交換するだけで、血圧が低下してしまう場合もあります。

そのため、ICUでの仕事は常に緊張感を持ちながら1つ1つを確実にスピーディーに行わなくてはならないので、責任が重いものなんです。そのため、その責任の重さをプレッシャーに感じ、ICUで働くのが怖いと思って、ICUを辞めたいと思う新卒看護師さんが多いんです。

イメージと違ってやりがいを感じない

ICUの新卒看護師が転職する理由の2つ目は、イメージと違ってやりがいを感じないというものです。ICUの患者さんは意識がありません。そして、全身状態が落ち着いたら、意識が戻らなくても一般病棟に転棟します。

そのため、ICUでは患者さんと言語的なコミュニケーションを取ったり、「看護師さん、ありがとう!」と言われる機会はほとんどありません。

ドラマ等の影響で、ICUは最初は重症だけど、治療や看護でメキメキ回復して患者さんが元気になって、笑顔で「ありがとう!」と言われる職場というイメージを持っていた新卒看護師さんは結構多いと思います。

でも、実際にICUで働いてみると、イメージと違い、患者さんとコミュニケーションが取れず、目に見えるような回復も感じないのでやりがいを感じないと思うことがあります。

仕事についていけない

ICUの新卒看護師が転職する理由の3つ目は、仕事についていけないことです。ICUでは受け持ち患者さんの人数は少ないものの、1人の患者さんに対する仕事量がとても多く、常に時間に追われながら仕事をしなくてはいけません。

しかも、重症患者さんへの看護は1つ1つの難易度が高く、細心の注意を払わなければいけませんし、常に急変しないか、全身状態は安定しているか等の観察を続けなければいけません。それでも、急変してしまうことも多々あります。

急変すれば、一気に仕事量が増えます。新卒看護師は経験がありませんから、受け持ちの患者さんが急変しても、何をして良いかわからずに、その場でフリーズしてしまいがちです。

ICUの新卒看護師は、ICUでの仕事についていけずに、心身ともに追い込まれてしまって、ICUを辞めようと思うようになるんです。

夜勤が多い

ICUの新卒看護師が転職する理由の4つ目は、夜勤が多いことです。ICUでは24時間体制で集中治療を行っていますので、夜間でも看護師の人数はある程度確保しておく必要があり、日勤と夜勤の看護師の人数はほぼ変わらないことが多いんです。

そのため、ICUで働いていると、どうしても夜勤の回数は多くなります。ICUは夜勤の72時間ルールの適用外の部署になりますので、夜勤の回数が多くなっても問題ないのです。

ICUの場合、夜勤回数が月6~7回になることがあります。 仕事に慣れていない新卒看護師にとって、夜勤回数が多いのは、とても大きな負担になり、体調を崩してしまうことがあるんです。

先輩看護師が厳しい

ICUの新卒看護師が転職する理由の5つ目は、先輩看護師が厳しいことです。ICUの患者さんは重症な人が多く、1つのミスが患者さんの命を奪うことになりかねません。

そのため、 ICUの先輩看護師は新卒看護師の仕事を、まるで意地の悪い姑のように細かくチェックして、厳しく注意します。

また、ICUの看護師は体育会系で勝ち気な性格の人が多いですので、口調がきついことが多いんです。さらに、意地悪な先輩も少なからずいますので、先輩看護師が怖いからICUを辞めたいと思うようになる新卒看護師も少なくありません。

ICUの新卒看護師が転職する場合の転職先を選ぶ時のポイント

ICUの新卒看護師が転職する場合の転職先を選ぶ時のポイントを転職する理由別に、さらにICUからICUへ転職したい場合とICUからICU以外の違う職場に転職したい場合の2つのパターンで考えていきましょう。

責任が重くて怖いから転職したい場合のポイント

ICUの新卒看護師が転職先を選ぶ時のポイント、まずは責任が重くて怖いから転職したい場合です。

ICUからICUへ転職したい場合

ICUは責任が重くて怖いけど、ICUの看護師になるのは学生時代からの夢だったし、できればICUで働きたいという新卒看護師さんは、今働いているICUよりも小規模なICUで働きましょう。

大病院になればなるほど、ICUに入院する患者さんの重症度は上がります。でも、100~200床程度の病院のICUであれば、全身管理は必要でも、大病院のICUの患者さんよりは重症度が低いことが多いんです。

そのため、ICUで働く以上、「命を預かっている」という責任感は持たなければいけませんが、小さめの病院のICUで働けば、今感じている恐怖は多少和らぐはずです。

ICUから違う職場へ転職したい場合

ICUは責任が重くて怖いから、違う職場に転職したい新卒看護師さんは、急性期病棟へ異動・転職をしましょう。急性期病棟なら、ICUよりも全身状態が落ち着いている患者さんが多いですし、ICUでの経験を活かしながら働くことができます。

「ICUでの仕事は医療行為が多い&重症度が高くで怖かったんだから、急性期病棟よりも療養型病棟や回復期リハビリテーション病棟、クリニック、介護施設のほうが良いんじゃない?」と思うかもしれませんが、あなたはまだ新卒看護師で、一人前の看護師ではないのですから、急性期病棟でしっかりと看護経験を積んだ方が良いのです。

イメージと違ってやりがいを感じない

イメージと違ってやりがいを感じないからICUから転職したい新卒看護師さんは、どんなポイントに注意して転職先を選べば良いのでしょうか?

ICUからICUへ転職したい場合

今のICUではイマイチやりがいを感じないけど、やりがいを感じるようなICUがあるのなら、そういうICUで働きたいという新卒看護師さんは、ICUにHCUが併設されているところへ転職すると良いですよ。

HCUはある程度状態は落ち着いたけど、まだ一般病棟に移動するのは早いという患者さんが入院していますので、意識のある患者さんもいますし、ICUからHCUまで比較的長期間看ることで、患者さんの回復を感じることができるでしょう。

ICUから違う職場へ転職したい場合

ICUではやりがいを感じないから、違う職場に転職をしたい新卒看護師さんは、まずはどんな看護をしたいのか、どんな看護をするとやりがいを感じるのかを、あなたの中でしっかりと明確にしておきましょう。

もし、患者さんが回復していく姿を見たいというなら、急性期の外科病棟がおすすめです。外科病棟なら、手術前から退院までを看護しますから、手術前の状態から、手術後、さらにそこから歩いて退院するまでの姿を見ることができます。

また、患者さんとしっかりとコミュニケーションを取って看護をしたいなら、産婦人科や糖尿病病棟(内分泌内科)、整形外科は意識がクリアな患者さんが多いのでおすすめです。

仕事についていけない

ICUでの仕事についていけないから転職したい新卒看護師さんは、どんなポイントに注意して転職先を選ぶべきなのでしょうか?

ICUからICUへ転職したい場合

今のICUでは仕事についていけないけど、できればICUで働いていきたいという新卒看護師さんは、教育体制が整っていて、新卒看護師の仕事量を調整してくれるICUを選びましょう。

教育体制が整っていて、新卒看護師をしっかりとサポート&フォローする体制が整っているICUなら、どうしても忙しい時や追い込まれている時は、先輩看護師がフォローしてくれるでしょう。

また、新卒看護師の1人1人のスキルに合わせた仕事量を割り振ってくれて、不必要なプレッシャーを与えないようなICUなら、今よりも仕事についていけないというストレスは少なくなるはずです。

さらに、先ほども説明しましたが、大病院のICUは重症患者さんが多くて、仕事の難易度が上がりますので、今働いているICUよりも小規模なICUを選ぶと良いでしょう。

ICUから違う職場へ転職したい場合

仕事についていけないからICUから違う職場に転職したい場合も、教育体制や仕事量を調整してくれるかどうかにポイントを置いて転職先を探すと良いでしょう。

「ICUは患者さんが重症で、仕事の難易度が高いからついていけなかったけど、一般病棟とかクリニック、介護施設なら楽勝でしょ!」と思うかもしれませんが、一般病棟は重症度は低い分、受け持ち人数が多くなりますので、ICUとは違った難しさがあります。

また、クリニックは看護師の人数が少なく、困った時に頼れる先輩看護師がいませんし、介護施設は医師がいないことがあり緊急時は看護師が的確な判断や対処をしなければいけませんので、新卒看護師にはある意味ICUよりも難易度が高いと思います。

夜勤が多い

夜勤が多いからICUを辞めたい場合の転職先の選び方をご紹介します。

ICUからICUへ転職したい場合

ICUからICUへ転職したい場合ですが、これは「夜勤が多い」という悩みを根本的に解決するのは難しいでしょう。

なぜなら、ICUは夜間も集中治療をしていますので、一般病棟よりも夜勤が多くなるのは仕方がないことだからです。

夜勤回数が多いのは仕方がないことですが、ICUの仕事に慣れれば、今よりも夜勤を負担に思わなくなるはずです。ですから、次の転職先のICUは、仕事に慣れるまでは夜勤を免除してくれるところ、もしくは夜勤回数を減らしてくれるところを選ぶと良いでしょう。

ICUから違う職場へ転職したい場合

ICUから違う職場へ転職したい場合ですが、一般病棟に異動・転職すれば、夜勤回数は減るでしょう。一般病棟には看護師1人あたりの1ヶ月の夜勤時間の平均は72時間以内にしないといけないというルールがありますので、2交代の場合は夜勤回数は月4回前後となるでしょう。

月4回の夜勤もきついという場合は、日勤のみの職場である外来や手術室、訪問看護ステーション、一般企業などへの転職を考えると良いでしょう。

あなたは新卒看護師なんですから、外来や手術室、訪問看護ステーションへ転職する場合は、教育体制をしっかりチェックしてくださいね。また、一般企業へ転職すると、企業の医務室や治験コーディネーター、臨床開発モニター、フィールドナースとして働くことになります。

一般企業ではそれぞれ専門性を発揮しながら働くことができますが、臨床から離れますので、再びICUや病棟で働くのは難しくなります。

クリニックや特別養護老人ホーム、デイサービスも日勤のみの仕事になりますが、教育体制が整っていないことが多いので、新卒看護師にはあまりおすすめできません。

先輩看護師が厳しい

先輩看護師が厳しいからICUを辞めたい新卒看護師が、次の転職先を選ぶ時のポイントをご紹介します。

ICUからICUへ転職したい場合

ICUからICUへ転職したい場合は、職場の人間関係をしっかりとチェックしておきましょう。優しい先輩看護師が多いところなら、「先輩看護師が厳しくて嫌だ!」というストレスを少なくすることができます。

でも、ICUは1つのミスが患者さんの命を奪うことになりますので、先輩看護師はどうしても厳しく指導することになりますし、危険なミスをした場合は口調が厳しくなることは仕方がないことと覚悟しておいてください。

ICUから違う職場へ転職したい場合

ICUから違う職場へ転職したい新卒看護師さんも、人間関係を重視して職場を選びましょうね。看護師の世界は人間関係が悪いことが多いんです。これは、ICU以外の職場にも当てはまります。

むしろ、ICUはサバサバ体育会系の看護師が多いので、厳しいものの悪意がないこともあります。でも、職場によってはネチネチ悪意がある注意、理不尽な注意をしてくる先輩看護師が多いこともありますので、「ICU以外なら先輩看護師は厳しくないはず」と思わずに、人間関係や職場の雰囲気はきちんとチェックしておきましょう。

まとめ

ICUの新卒看護師が転職する(辞める)理由と転職先を選ぶ時のポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?

ちなみに、これからICUへの転職を考えているあなたには、新卒看護師と第二新卒の看護師がICUで働くための4つのポイントをまとめた記事がありますので、そちらをご覧下さい。

ICUからICUへ転職したい新卒看護師さんも、ICU以外の職場へ転職したい新卒看護師さんも、転職サイトを使って転職すると良いですよ。

転職サイトなら、小さめのICUやHCUが併設されているICU、教育体制が整っていて仕事量を調節してくれたり、仕事に慣れるまでは夜勤を減らしてくれるICU、先輩看護師が優しいICUがある病院を探してくれます。

さらに、担当者が配属交渉をしてくれますので、転職しても確実にICUで働くことができるんですよ。

また、ICU以外の職場でもあなたの希望に合った診療科の中で、教育体制が整っていたり、日勤のみ、人間関係が良い職場などをピックアップしてくれますので、今度は長く勤められる職場の求人を見つけることができるんです。

まずは転職サイトに相談しましょう!


看護roo!

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マイナビ看護師

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マイナビ看護師は非公開求人が多い為思わぬ良い求人が見つかるかもしれません。経験豊富なコンサルタントさんの割合が多く、看護roo!との併用にも向いています。

この記事を書いた人

看護師 サキ

  • 取得資格:看護師
  • 出身:静岡県
  • 年齢:25歳
  • 看護師経験:総合病院、一般病院
  • 経験がある診療科:脳外科、一般外科

看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。

新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。

新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ新卒看護師がけっこう損をしている件 編集部

新卒看護師がけっこう損をしている件は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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