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新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい!おすすめ度別の病院以外の職場リスト
新卒看護師や第二新卒の看護師は病院以外の職場に就職したい場合、どんな職場を選べば良いのでしょうか?
病院以外の職場の5段階のおすすめ度と、それぞれの病院以外の職場のメリットとデメリット、また選ぶ時のポイントを教えます!
目次 [目次を隠す]
- 【1】新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外に就職したい=訪問看護ステーション おすすめ度★★★★★
- 【2】新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=美容外科クリニック おすすめ度★★★★
- 【3】新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=介護施設 おすすめ度★★★~★★★★
- 【4】新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=クリニック おすすめ度★★★
- 【5】新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=健診センター おすすめ度★★★
- 【6】新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=デイサービス おすすめ度★★
- 【7】新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=保育園 おすすめ度★★
- 【8】まとめ
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外に就職したい=訪問看護ステーション おすすめ度★★★★★
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい場合の候補1つ目は、訪問看護ステーションです。
病院以外の職場に就職したい新卒看護師や第二新卒の看護師さんへの訪問看護ステーションのおすすめ度は★★★★★です。
訪問看護ステーションは、病院以外の職場の中では最も多くの看護技術を使いますので、新卒看護師や第二新卒の看護師さんでも、看護師として成長しやすい環境が整っています。
また、最近は積極的に新卒看護師や第二新卒の看護師を採用している訪問看護ステーションが増えてきていますので、そのようなところを選べば、新卒看護師向けの教育制度が整っているのです。
訪問看護ステーションのデメリットは、基本的には1人で患者さんの自宅を周って看護をしますので、責任が重い仕事であり、高い看護スキルを求められる職場であることです。
新卒看護師や第二新卒の看護師は独り立ちするまでは、先輩看護師と一緒に働きますが、それでも将来的には1人で看護することを考えると、プレッシャーを感じるでしょう。
また、訪問看護ステーションは日勤のみの仕事とはいえ、夜間はオンコール体制にしているところが多いので、オンコール当番の日は夜でも働かなければいけないことがあります。
新卒看護師や第二新卒の看護師が訪問看護ステーションを選ぶ時のポイントは、やはり教育制度です。
訪問看護ステーションでの仕事は、高い看護スキルが要求されますので、教育制度にこだわって求人を選びましょう。
特に、いつまで先輩看護師について働けるのか、いつごろから独り立ちしなくてはいけないのかは重要なポイントです。できるだけ長く先輩について仕事ができる訪問看護ステーションを選ぶことをおすすめします。
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=美容外科クリニック おすすめ度★★★★
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外に就職したい場合、次の候補は美容外科クリニックです。新卒看護師や第二新卒の看護師さんへの美容外科クリニックのおすすめ度は、★★★★です。
美容外科クリニックのメリットは、病院以外でも比較的、看護技術を身につけやすいことです。採血や点滴は美容外科クリニックでは必須のスキルです。
さらに、美容外科クリニックではオペ介助のスキルも身につけられるので、将来もし病院で働きたいと思っても、病院の手術室で働くことができるというメリットがあります。
また、美容外科クリニックは給料が高いことも、新卒看護師や第二新卒の看護師さんにとっては大きなメリットですね。
美容外科クリニックのデメリットは、接遇が厳しく、一般的な看護師の接遇以上のものを求められることです。
美容外科クリニックは自由診療のクリニックですので、接客業のような接遇を求められるのです。
美容外科クリニックを選ぶ時のポイント
美容外科クリニックを選ぶ時は、教育制度が整っているところを選んでください。全国展開しているような大手の美容外科クリニックは新卒看護師や第二新卒の看護師を採用していて、新卒看護師向けの教育制度を整えているところがあります。
そのような美容外科クリニックを選べば、新卒看護師や第二新卒の看護師でも看護師として成長していくことができるでしょう。
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=介護施設 おすすめ度★★★~★★★★
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外に就職したい場合、次の候補は介護施設です。新卒看護師や第二新卒の看護師さんへの介護施設のおすすめ度は、★★★~★★★★です。
介護施設のメリットは、ゆとりを持って働けることです。病院に比べて、医療行為が少なく、利用者さんの重症度が低いため、病院のように時間に追われてセカセカ働くことはありません。
そのため、新卒看護師さんや第二新卒の看護師さんでも精神的にゆとりを持って働くことができるでしょう。
介護施設のデメリットは、看護技術が身につけにくいことです。介護施設では医療行為はほとんどありませんので、病院では当たり前のように身につけられる採血や吸引は、介護施設ではなかなか身につけることができないでしょう。
介護施設を選ぶ時のポイント
介護施設を選ぶ時は、新卒看護師や第二新卒の看護師は医療行為の量をチェックしましょう。介護施設は基本的に医療行為は少ないのですが、有料老人ホームの中には人工呼吸器をつけていても、ドレーンが入っていても入居OKというところがあります。
そういう介護施設を選べば、介護施設で働きながらでも、ある程度は看護技術を身につけることができますので、新卒看護師や第二新卒の看護師におすすめなのです。
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=クリニック おすすめ度★★★
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外に就職したい場合、次の候補はクリニックです。新卒看護師や第二新卒の看護師さんへのクリニックのおすすめ度は、★★★です。
クリニックは重症度が低いので、新卒看護師や第二新卒の看護師は「1つのミスが患者さんの命を奪うかも!」というプレッシャーを感じずに働くことができます。
また、日勤のみなので、新卒看護師や第二新卒の看護師でも体調を崩すことなく働くことができます。
クリニックのデメリットは、使う看護技術が限られていることです。そのため、病院のように幅広い看護技術を身につけることは難しいでしょう。
また、看護師の人数が少ないので、困ったことがあった時でも、先輩看護師にフォローをしてもらえないこともあります。
クリニックを選ぶ時のポイント
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場でクリニックを選ぶ場合、教育制度が充実していることはもちろんですが、一緒に働く看護師の人数をチェックしましょう。
小規模のクリニックの場合、看護師はあなた1人しかいないこともあります。そうしたら、わからないことや困ったことがあっても、誰にも助けてもらえないのです。
そのため、一緒に働く看護師があなた以外に2~3人はいるクリニックを選びましょう。
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=健診センター おすすめ度★★★
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外に就職したい場合、次の候補は健診センターです。新卒看護師や第二新卒の看護師さんへの健診センターのおすすめ度は、★★★です。
病院以外の職場で健診センターを選ぶメリットは、健康な人が相手の仕事なので、「重症患者さんの命を預かる」というプレッシャーを感じずに働くことができる点です。
健診センターは健康に過ごしている人が、何か異常はないかとチェックしに来るところですので、新卒看護師や第二新卒の看護師でも精神的に楽に働くことができます。また、日勤のみの仕事ですので、体調管理をしやすいのも良いですね!
病院以外の職場で健診センターを選ぶデメリットは、採血と心電図以外は看護スキルを身につけられない点です。
また、流れ作業のようなルーティンワークが多く、とっさの対応力、応用力を身につけるのは難しいでしょう。そして、新卒看護師や第二新卒の看護師を採用しているところも少なめになります。
健診センターを選ぶ時のポイント
健診センターを選ぶ時は、病院付属の健診センターを選びましょう。病院付属の健診センターなら、病院以外で働きながらも、院内研修を受けることができ、新卒看護師や第二新卒の看護師でもスキルアップしやすいのです。
また、希望して病院以外の健診センターで働いているけれど、やっぱり病院で働きたいと思った時でも、転職ではなく異動で済むというメリットがあります。
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=デイサービス おすすめ度★★
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外に就職したい場合、次の候補はデイサービスです。新卒看護師や第二新卒の看護師さんへのデイサービスのおすすめ度は、★★です。
デイサービスのメリットは、精神的に楽に働けることです。デイサービスの利用者さんは介護は必要でも、在宅で過ごせる健康状態の人ですから、医療行為はほとんどありません。インスリン注射くらいでしょうか。
そのため、デイサービスでは新卒看護師や第二新卒の看護師でも、精神的なプレッシャーをあまり感じることなく、気楽に働くことができます。
また、完全に日勤のみの仕事になりますので、体調管理をしやすいのも新卒看護師や第二新卒の看護師にとっては嬉しいポイントですね。
デイサービスのデメリットは、看護技術を身につけられないことです。デイサービスでは医療行為を行いませんので、介護業務のスキルは身につけられても、看護業務のスキルは身につけることができないのです。
また、第二新卒の看護師さんはともかく、新卒看護師を採用してくれるデイサービスはあまり多くないので、求人探しが大変です。
デイサービスを選ぶ時のポイント
新卒看護師や第二新卒の看護師がデイサービスを選ぶ時は、看護師が何人体制なのかを確認しておきましょう。
デイサービスでも正確にバイタルサインを測り、的確な皮膚処置をしなければいけません。また、もし利用者さんが急変した場合は、医師がいないので、看護師であるあなたが判断し対処しなければいけないのです。
そのため、デイサービスは精神的に余裕があっても、的確な判断力や対処できるだけの高い看護スキルが求められる職場であり、新卒看護師や第二新卒の看護師には荷が重い職場でもあります。
そのため、緊急時でも誰かに助けを求められるように、新卒看護師や第二新卒の看護師は看護師が2人体制のデイサービスを選ぶようにしてください。
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外の職場に就職したい=保育園 おすすめ度★★
新卒看護師や第二新卒の看護師が病院以外に就職したい場合、次の候補は保育園です。新卒看護師や第二新卒の看護師さんへの保育園のおすすめ度は、★★です。
保育園のメリットは、元気な子どもたちと触れ合えることです。新卒看護師や第二新卒の看護師んさんの中には、小児科で働きたいけど、病気の子どもを見るのは辛いと思っていたり、子ども相手の場合は高いスキルが求められるから自信がないという人も多いと思います。
でも、保育園は基本的に元気な子どもたちばかりですから、子どもが好きな人にはピッタリの職場なのです。
病院以外の職場の中から保育園を選ぶデメリットは、看護技術がほぼ身につかないことです。自分の努力次第で、小児に関する看護知識を身につけることはできます。
でも、保育園では医療行為は一切行いませんので、採血やら吸引やらをすることはないのです。そのため、新卒看護師や第二新卒の看護師が保育園で働くと、保育園以外で働こうと思った場合に、転職先の選択肢がとても狭くなるのです。
また、新卒看護師や第二新卒の看護師を採用する保育園が少ないことも、保育園を選ぶデメリットと言えるでしょう。
保育園を選ぶ時のポイント
新卒看護師や第二新卒の看護師が保育園を選ぶ時は、前任の看護師がいることと看護師の仕事マニュアルがしっかりとあること、また研修を受けられることをチェックして求人を選んでください。
看護師が保育園で働けるようになってから、まだ日が浅く、全ての保育園で看護師を採用しているわけではありません。あなたがその保育園で初めての看護師ということもあります。
そうすると、仕事マニュアルがないと、保育園の看護師はどんなことをすべきなのかが新卒看護師や第二新卒の看護師のあなたにはわかりませんよね。
また、前任の看護師がいれば、仕事の引継ぎをしてもらえますので、保育園での仕事のノウハウを教えてもらうことができます。さらに、他の保育園などで事前に研修を受けられれば、新卒看護師や第二新卒の看護師でも、比較的スムーズに保育園の仕事に慣れることができるはずです。
まとめ
病院以外の職場に就職したい新卒看護師や第二新卒の看護師さんのための職場リストとおすすめ度をまとめましたが、いかがでしたか?
このほかに学校の保健室や企業の医務室、治験コーディネーター、臨床開発モニターなどがありますが、これらの職場は臨床経験3年以上を求めるものばかりですので、新卒看護師や第二新卒の看護師は諦めたほうが良いでしょう。
また、保育園やデイサービスも新卒看護師や第二新卒の看護師を採用してくれるところを探すのはちょっと大変かもしれませんので、じっくり腰を据えて求人探しをするようにしましょうね。
病院以外の職場に就職したい新卒看護師や第二新卒の看護師さんは、転職サイトを使って求人探しをすることをおすすめします。
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この記事を書いた人
看護師 サキ
- 取得資格:看護師
- 出身:静岡県
- 年齢:25歳
- 看護師経験:総合病院、一般病院
- 経験がある診療科:脳外科、一般外科
看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。
新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。
新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。
執筆者情報
新卒看護師がけっこう損をしている件 編集部
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