新卒看護師や第二新卒の看護師が消化器外科に就職する時の4つの知っておくべきこと

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新卒看護師や第二新卒の看護師が消化器外科に就職する時の4つの知っておくべきこと

新卒看護師や第二新卒の看護師が消化器外科に就職する時には、今から説明する4つのことを知っておく必要があります。この4つのことを知っておくと、「消化器外科になんて就職しなければ良かった」という後悔をしなくて済むんです。

新卒看護師や第二新卒の看護師は消化器外科に就職することはできる？

新卒看護師や第二新卒の看護師は消化器外科に就職したいと思った場合、そもそも消化器外科に配属されるのでしょうか？そこは気になりますよね。

大丈夫ですよ！新卒看護師や第二新卒の看護師でも、消化器外科に配属になります。もちろん、配属希望が通ればの話ですが。

ですから、新卒看護師や第二新卒の看護師さんは、消化器外科の看護や治療に興味があるなら、消化器外科に就職すると良いでしょう。

実は、消化器外科は新卒看護師や第二新卒の看護師さんに、一番おすすめしたい診療科なんです。なぜなら、消化器外科では消化器系の臓器全てを診療しますので、幅広い看護知識を身につけられるからです。

また、外科ですのでオペ前看護、オペ後看護も経験できます。さらに、オペ後の急変やストーマ、ドレーンなどの処置も多いですので、基本的な看護技術を身につけられます。

さらに、消化器外科はがんの患者さんも多いので、がん看護も一通り経験できます。そして、他の診療科と比べると、元気に歩いて退院していく患者さんが多いので、看護師としてのやりがいを感じることができるというメリットがあるのです。

新卒看護師が消化器外科に就職する時の心構えって何？

新卒看護師が消化器外科に就職する時の心構えは何でしょうか？消化器外科は新卒看護師におすすめの診療科ですが、どんな心構えを持っておくと良いのでしょうか？

消化器外科に就職する新卒看護師さんは、貪欲に学ぶ姿勢を持ちましょう。消化器外科は、新卒看護師が成長するのにピッタリの診療科です。

看護師としての基礎的なこと、幅広い知識、たくさんの技術を身につけることができます。でも、消化器外科で得られるものはとても多いので、ただ受け身の姿勢で働いていたら、ほんの一部しか身につけることはできません。

せっかく消化器外科で働いているのですから、学べるものは全て学び、看護師としての基礎をきちんと築くようにしましょう。

新卒看護師はただ働くだけでもストレスが溜まりますので、それに加えて貪欲に学ぶ姿勢を持ち続けるのは、とても大変だと思います。

でも、新卒看護師としての1年間だけ我慢すれば、他の診療科の新卒看護師よりもたくさんのことを身につけている看護師になることができるはずです。

第二新卒の看護師が消化器外科に就職する時の心構えは？

第二新卒の看護師が消化器外科に就職する時には、どんな心構えや覚悟を持っておくと良いのでしょうか？

第二新卒の看護師が消化器外科に就職する時の心構えは、新卒看護師の心構えと同じです。消化器外科ではたくさんのことを学ぶことができますので、一人前の看護師になるために、どんどん積極的に学んで、できるだけたくさんのことを吸収するようにしましょう。

そして、第二新卒の看護師さんは看護師経験が短いにもかかわらず、「看護師経験あり＝即戦力」とみなされる可能性があります。

まだ一人前の看護師ではないのに、即戦力とみなされたら、「あの子、看護師経験があるのに使えないわよね」と思われてしまいます。

ですから、自分から看護師経験が短いので、指導してもらいたいことを師長や先輩看護師にアピールしていくと良いでしょう。

消化器外科から違う消化器外科に就職する場合

消化器外科から違う消化器外科に就職する場合は、今後も消化器外科で長く働いていくつもりだと思います。それなら、消化器外科の看護のスペシャリストを目指しましょう。

消化器外科で役立つ看護師の資格には、がん看護専門看護師やがん性疼痛看護認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、がん化学療法看護認定看護師、NST専門療法士などです。

これらの資格取得を目指して働いていくと、目標ができますし、消化器外科の看護師としての成長速度が速くなるでしょう。

消化器外科以外の職場から就職する場合

消化器外科以外の職場から就職する第二新卒の看護師さんは、せん妄や早期離床に関することで、患者さんをストレスに感じることがあると覚悟しておきましょう。

消化器外科ではオペ後にせん妄を発症する患者さんが多いんです。そのため、患者さんが暴れたり、挿入物を自己抜去したり、暴言を吐いたりすることがあります。

また、オペ後は全身状態が落ち着いたら、早期離床をどんどん進めていきます。ご存知だとは思いますが、早期離床をすることで、オペ創部の回復が速くなりますし、筋力の低下を防ぐことができます。

でも、患者さんの中には、まだオペ後の傷口が痛むのに、何で歩かなくちゃいけないんだという不満を持つ人がいるんです。早期離床のメリットを説明したとしても、痛みが強くて早期離床を拒み、看護師に文句を言ってくる人がいます。

さらに、消化器外科では絶飲食の患者さんが多いですが、「食べられない」というのは人間にとって大きなストレスになりますので、看護師に八つ当たりをしたり、グチグチ言ってくる人もいるんです。

そのため、消化器外科で働くと患者さんにイラついたり、ストレスを感じることがあることは知っておいてください。

新卒看護師や第二新卒の看護師が消化器外科の求人を選ぶ時の3つのチェックポイント

新卒看護師や第二新卒の看護師が消化器外科の求人を選ぶ時は、3つのことに注意しなければいけません。

今から説明する3つのチェックポイントを知ってから、消化器外科の求人を探すと良いでしょう。

忙しさはどのくらい？

新卒看護師や第二新卒の看護師が消化器外科の求人を探す時は、どのくらい忙しい病棟なのかをチェックしましょう。

消化器外科は手術はあるし、処置も多いし、急変も多いんです。だからこそ、新卒看護師や第二新卒の看護師におすすめの診療科なのですが、その分とても忙しいことが多いんです。

忙しいということは、それだけ学ぶことができるのですが、あまりにも忙しいと、心身ともに疲れ切って体調を崩す可能性があります。

ですから、無理なく働けるような忙しさなのかを確認しておくと良いでしょう。忙しさの目安となるのは月平均の残業時間と年間の手術件数です。

残業時間と手術件数をチェックして、あらかじめ忙しさをチェックしておくと、入職後に「こんなに忙しいなんて知らなかった…」ということを回避できます。

がん看護はできる？

新卒看護師や第二新卒の看護師が消化器外科で働くなら、がん看護ができるかを確認しましょう。小さめの病院の消化器外科では、がん患者さんが少なく、虫垂炎やストーマの増設など簡単なオペしか行わないことが多いんです。

オペ後の看護だけではなくがん看護もできるからという理由で消化器外科を選んだのに、がん看護ができなかったら、職場選びは大失敗ですよね。

ですから、消化器外科に就職するなら、必ずがん患者さんの割合を確認しておくと良いでしょう。

スキルアップに適した職場？

新卒看護師や第二新卒の看護師が消化器外科で働くなら、スキルアップに適した職場かどうかを確認しておきましょう。

先ほども言いましたが、がん患者さんの割合が少なければ、がん看護を学ぶことはできません。また、上部消化管中心の消化器外科だったら、ストーマケアを学ぶ機会は少ないでしょう。

ですから、消化器外科の中でも自分の興味がある看護ができるのか、スキルアップできる職場なのかを確認してください。

特に、消化器外科で認定看護師などのキャリアアップを目指すつもりの人は、キャリアアップのために必要な経験を積むことができるのか、さらにキャリアアップを支援してもらえるのかなどをチェックすると良いでしょう。

職場であなたが目指す資格を持った先輩看護師が活躍しているかどうかをチェックと間違いないと思いますよ。

まとめ

新卒看護師や第二新卒の看護師が消化器外科で働くなら、知っておきたい4つのポイントをまとめました。消化器外科は新卒看護師や第二新卒の看護師さんにピッタリの診療科ですから、消化器外科で働いて、たくさんのことを学びましょう。

もし、今消化器外科で働いていて、転職を考えている新卒看護師さんは、転職する理由と転職先の選び方をまとめた記事がありますので、そちらを参考にしてくださいね。

新卒看護師や第二新卒の看護師が消化器外科で働くなら、転職サイトを使うと良いですよ。

転職サイトなら、残業時間や年間の手術件数、がん患者さんの割合、スキルアップ・キャリアアップできるかを担当者が調べてくれますので、理想に合った消化器外科の職場を見つけることができるんです。

まずは転職サイトに相談しましょう！

看護roo!

新卒看護師が今の勤務先に疑問を感じて転職するなら、まずは口コミで人気の看護roo!にお願いするのがおすすめです。あなたの状況に合わせた最良の選択を教えてくれるので安心です。

マイナビ看護師

マイナビ看護師は非公開求人が多い為思わぬ良い求人が見つかるかもしれません。経験豊富なコンサルタントさんの割合が多く、看護roo!との併用にも向いています。

この記事を書いた人

看護師　サキ

• 取得資格：看護師
• 出身：静岡県
• 年齢：25歳
• 看護師経験：総合病院、一般病院
• 経験がある診療科：脳外科、一般外科

看護師4年目のサキです。私は新卒での就職に失敗して、第二新卒として転職した経験を持っています。

新卒で就職した病院は本当にブラックで大失敗でしたが、今の職場は大変なことももちろんありますが、それなりに満足しています。

新卒での就職失敗と第二新卒での転職成功という私の経験を皆さんにお伝えして、楽しい看護師生活を送るためのきっかけを作ってもらえればと思います。

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